文明のなかの博物学 西欧と日本 上下2巻揃 西村三郎 紀伊國屋書店

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1999年 A5判 2巻通頁P731 帯付 各巻、帯・カバーヤケ 端僅イタミ

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1999年 A5判 2巻通頁P731 帯付 各巻、帯・カバーヤケ 端僅イタミ

【上巻】
“ユーラシア大陸の東と西でともに近世に絢爛と花ひらいた博物学―博物趣味の大流行を、地球的・世界史的スケールで比較文明論的に考察した活気作!!”(帯文)

目次:
序章 博物学と人間社会

I章 ヨーロッパ大博物学時代
 時代を席巻した博物趣味/二人の啓蒙家/リンネの名声―その実像/植物の〈性体系〉/自然の体系化へ向けて/リンネ派博物学の展開と波及/社会の各層を巻き込んで/『一般と個別の自然誌 』―記述の精神/“近代人”ビュフォン/人間が中心/さながら文学/ビュフォンにおける〈理論〉の意義/歴史的視点の導入―
自然史の成立/文人ビュフォン/科学の文体をめぐって/科学の大衆化、大衆レベルへの浸透/国境と海を越えて/栄光に包まれた晩年/志を継ぐ人々/博物学は民衆の学問/大探検時代― 異国の博物へのあこがれ/絢爛と花ひらいたエキゾチック博物学/“草の根”で大流行

II章 花ひらく江戸の博物学
 〈徳川の平和《パクス・トクガワーナ》〉/本草学・博物学・博物趣味/「格物致知」―朱子学の立場/『本草綱目』の舶来/本草学と名物学/啓蒙的・実学的書物の刊行/本草学分野での動き/『大和本草』―日本初の土着の博物書/物産学の興隆/物産会―人をつなぐネットワーク/戸田旭山の薬物会/第五回東都薬品会―源内の面目/夢に終わった大計画/庶民から大名まで/〈殿様博物学〉の世界/博物図譜制作にかけた情熱/ヴィジュアル文化の燭熟のなかで/民衆のあいだの博物学エネルギー

III章 本草-博物学の淵源をたずねて
 東アジア世界における本草学の伝播/薬物と人間/中国本草学の起源/『神農本経』の内容をめぐって/中国本草学、その後の発展/『本草綱目』―時代の新しい要請に応えて/その他の博物学的伝統―『爾雅』から物産誌まで/外来の学問としての本草学―日本の場合

IV章 西欧博物学の成立
 東と西―両博物学の基本的性格/ルネサンスの新しい息吹き/古代西方世界における本草学の展開/古典文明の灯を守るもの/中世の帳をあげて/珍品収集熱の流行/目録の作製と刊行

V章 西方世界における博物学的知の流れ
 西欧博物学の淵源―古代ギリシアの天才たち/ギリシアの愛知からローマの実用へ/古典文明のあとにきたもの―プリニウスの『自然誌』と動物寓話集の世界/イスラムの蔭に/新しい動きと課題/ルネサンス期博物学を彩る百科全書的知の巨人たち/ドドエンスと同時代の植物研究者たち/十七世紀の時代相のもとに―レイとトゥルヌフォール

後注

【下巻】
“「西と東の博物学」のその後の運命を決定づけた基本的性格の違いとは? 江戸博物学終焉の後に来たものとは? 東西両博物学の比較精神史の試み。”(帯文)

目次:
VI章 博物学の黄金時代を招来したもの
 社会史・文明史の立場から/〈危機の世紀〉から〈白銀の世紀〉へ/コーヒーハウス文化の勃興のなかで/西欧園芸趣味―その由来と影響/〈性体系〉=宗教心にもかなった新学説/ビュフォンの先行者たち/江戸期日本における流行を準備したもの/俳諾熱の高まりとその余波/園芸奇品への熱いまなざしのなかで/博物学-博物趣味の流行と文明

VII章 西欧―博物学から近代生物学へ
 学問の世界と一般社会/自然分類の体系を目指して/〈植物学の革命の書〉/フランス革命と博物学/壮大すぎたスペキュレーション/大理論《グランド・セオリー》のたそがれ/フランス博物学の黄金時代到来す/プロとしての科学研究者の誕生/動植物界体系化の新たな発展/近代生物学の成立と博物学黄金時代の終焉

VIII章 変容する江戸博物学
 『本草綱目啓蒙』―江戸博物学の総決算/西洋博物学の受容をめぐって/ケンペルとツュンベリー/個物をめぐり江戸博物学は踊る/宇田川家三代の業績/『厚生新編』と「遠西独度涅烏斯草木譜』―江戸期のニ大翻訳事業/鎖国の閉塞状況のもとで/シーボルトの来日/『泰西本草名疏』―リンネ体系の紹介/〈弁物〉から〈舎密〉―宇田川榕庵の主張/『草木圖説』―飯沼慾斎の近代植物学実践

IX章 江戸博物学から明治の生物学へ
 幕末と維新の激動のなかで/教育体制の整備とともに/田中芳男―大車輪の啓蒙活動/近代的高等教育の濫觴―お雇い外国人教師の貢献/ドイツ学派とアメリカ学派―明治期の学問における二つの流れ/近代的動植物学の研究教育体制確立へ向けて/学会の結成/江戸博物学の残照のなかで

X章 西と東の博物学
 西欧近代文明の世界制覇/理論もしくはドグマとしての西欧博物学/体系よりも個物―東洋本草-博物学の立場/実用分類と客観分類/人間の精神活動と東西両博物学の性格/創造か生成か?/呪術的世界観/人間中心の社会と神中心の社会/原理的・論理的思考を培ったもの/論理的思考法と科挙制度―中国の場合/原理的・論理的思考法の源泉/東アジアにおける原理的思考―その超越的観念性/自然法則と倫理規範/江戸期日本における古学派の意義/〈停滞〉の社会vs〈進歩〉の社会

終章 来たるべき時代に

 後注
 東西博物学小年表
 あとがき
 書名索引
 人名索引

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