1985年 14.2×22.1 P262 表紙少汚れ、背少ヤケ 末尾ページ僅剥がし跡
全262ページのうち特集205ページ。
目次:
【連載 ぱらふえなりあ 8】世界をクック サブスタンスへの旅(2)(高山宏)
【連載 私のプリニウス 8】畸形人間(澁澤龍彦)
【詩】
Nile(白石かずこ)
見えない書物 a Santiago(高橋睦郎)
【連載 えぶりしんぐ 8】十二の食卓のための台本(安野光雅)
特集 ユダヤのノマドたち
【〈ユダヤ〉とはなにか】
情報技術としてのユダヤ主義(粉川哲夫)
ユダヤ主義と通訳(青野聡)
あなたは私のことを「ユダヤ人」と呼べるかもしれない。では私はあなたのことを何と呼べばいいのか?(ジョスコヴィッツ)
【ノマドの言葉 棲家なきゆえに言葉あり】
インタヴュー ジュダイスムの現代性(B=H・レヴィ 西谷
修)
インタヴュー 書物としての砂漠(E・ジャベス 訳:川瀬武夫)
インタヴュー ディアスボーラを生きるユダヤ人(I・シンガー 訳:千葉茂隆)
インタヴュー 脱ユダヤのユダヤ人(P・ゴルドマン 訳:高橋純)
【アメリカ批評とユダヤ思想 ―エクリチュールに偏在する〈ユダヤ〉】カバラーと批評(H・ブルーム 訳:島弘之)
【レヴィナスと現代 ―ノマドロロジーのアポリア】
ユダヤ教と他者の倫理(レヴィナス 訳:合田正人)
出口なき脱出の方位(合田正人)
脱出する者ととり残される者(内田樹)
対話 虐殺は誰の責任か(レヴィナス、フィンケルクロート 訳:内田樹)
【ディアスポラの意味 ―言業あるゆえにわれらあり】
エジプト脱出(中沢新一)
作家はいかにして〈ユダヤ人〉となるのか ―オーレリア・シュタイナーとの遭遇(西谷修)
「歴史」の発明(彌永信美)
【ユダヤ的エクリチュール ―われらあるゆえに言葉あり】
幸福なポジティヴィスト(丹生谷貴志)
ユダヤのシニフィアン ―H・メショニックによる言語と歴史の理論(石田英敬)
ショーレム以前以後 ―ユダヤ神秘主義の“真贋”問題(島弘之)
【禁忌としてのノマド ―-あるデマゴギーのイストワール】オフセット構成 ユダヤ人の世界支配陰謀の《神話》(解説・構成:内田樹)
【連載 シルクロード ―ものの文化史8】紙の西漸(長澤和俊)
【連載 もうひとりのわたし8】F子の手紙(岸田今日子)
【今月の作品】(田村隆一)
【われ発見せり】話し言葉に裏切られる(水見稜)