1983年 14.4×22.1 P222 表紙少ヤケ、端少イタミ 裏表紙から末尾数ページにかけて角折れ跡 末尾ページ僅剥がし跡
全222ぺーじのうち特集105ページ。
目次:
【耳目抄42】林檎の皮(竹西寛子)
【詩】
小詩集 融点の探求(鈴木志郎康)
opus 09/10/11(朝吹亮二)
【ピーターパン通信―ちょっとふしぎ噺4】ぼくのスミレちゃん(今江祥智)
【追悼 小林秀雄】
思い出(粟津則雄)
二つの後ろ影に(高橋英夫)
懐疑的に語られた「夢」(柄谷行人)
疾走するかなしさ(高橋英郎)
【特別対談】なんじ幼子の如くならずんば ―加藤道夫の世界(中村真一郎、矢代静一)
【デジタルコミック4】イージーライダー(タイガー立石)
特集 反文章読本 日本語の現在
【エッセイ】
日本語という名の母国語(長谷川龍生)
放っておけばよい(飯沢匡)
「汚い日本語」について(北山修)
言文一致の迷妄 保守ラディカルの可能性(磯田光一)
【パフォーマンスと言葉】
とまどうペリカン ニュー・ミュージックの文体(丘沢静也)
演技する冗舌体 つかこうへい(河村錠一郎)
【レトリックと散文】
フツーに生きて、フツーに書く(清水哲男)
《わざとらしさ》の修辞 文の現在と漱石(佐藤信夫)
【マスメディアと表現】
糸井重里、あるいは身体の重みにきしむ文体(栗本慎一郎)
犯罪と交体(別役実)
広告表現の規範性(中野収)
【方言の可能性】
日本語の地下水脈(川崎洋)
【日本語と異文化】
論理と詩の婚姻?(ロバート・ワーゴ 訳:山本路子)
誤訳と日本語(別宮貞徳)
【現代文学の修辞】
マスターを脱けだす方法 村上春樹(ねじめ正一)
過剰と否定 井上ひさしの文章(井筒三郎)
【薔薇のイコノロジー4】薔薇園にて(若桑みどり)
【〔みる〕ことの愉悦】航空機と映画の《感情》 『大空の闘士』をめぐって(梅本洋一)
【『秋』創作ノート7】小説構想への試み(七)(中村真一郎)
【中世の〈光〉=ロマネスク建築13】オレジオの聖ミケーレ境界(饗庭孝男)
【解放区】(澁澤孝輔)
【われ発見せり】〈私〉への尻押し(樋口大介)