1973年 14.2×22.1 P246 表紙および小口ヤケ、汚れ、少イタミ ページ少開きグセ 末尾ページ僅剥がし跡
全246ぺージのうち特集116ぺージ。
目次:
【現代詩の冒険】生物と無生物の境界線(餌取章男)
【現代詩時評】詩が移動している(清水昶)
【わが悪魔祓い】血の川くだり(吉増剛造)
【怪物の解剖学】魔術師シモン(種村季弘)
【ミクロコスモス譜】螺旋について(澁澤龍彦)
【詩】
色彩/姿(石原吉郎)
熱い海へ(渡辺武信)
ルネサンス1973(北村太郎)
越境罪(小野十三郎)
ソネット四篇(中桐雅夫)
水(高野喜久雄)
【短篇】
ものすごく青い空の下で(鈴木志郎康)
放生(塚本邦雄)
それでも扉を叩く(ブッツァーティ 訳:花野秀男)
特集 日本語のリズムと音
【エッセイ】
音韻に関するノオト(那珂太郎)
詩とリズム(渋沢孝輔)
リズムの魔に吹かれて恋の山にいたる(吉増剛造)
怪人二十面相はもう踊れない(寺山修司)
七五調そのほか・メモ(林光)
リズムと文法(藤村靖)
三分割リズムと生活基盤(小泉文夫)
【討議―日本語のリズムと音】はたして七五調はリズムか(谷川俊太郎、外山滋比古)
【日本語のリズムと音】
古代語の音の数(大野晋)
歌舞伎のセリフ(坂東三津五郎)
日本語にはリズムがない(別役実)
詩と活弁(三国一朗)
現代詩を作曲すること(小室等)
リズム?日本語に?まさか!(友竹正則)
【インタヴュー】語り言葉のフォルムを求めて(小沢昭一)
【研究】
《十五音》律の成立(菅谷規矩雄)
能の演技におけるリズム(観世寿夫)
散文詩・剰余と焦燥のリズム(粒来哲蔵)
字余り歌から見た日本の音(T・E・ヒューバー)
リズムの文化論(藤田竜生)
浪花節の系譜(加太こうじ)
【資料】資料・日本語のリズムと音(安村留美子)
【新企画・ユリイカ詩書批評】谷川俊太郎「散文」(日野啓三)
【エッセイ】
《妣の国》とはどこか(吉野裕)
奇人列伝(マルセル・シュオッブ 訳:小浜俊郎)
【交友録】ドナルド・キーン(吉田健一)
【海外通信】情況―詩人はいるが、詩がない(内村剛介)
【解放区】
【われ発見せり】地下街という水族館で(宇佐見英治)