世界宗教史 ミルチア・エリアーデ I〜III巻 3冊セット 筑摩書房

1991年 A5判 P509+文献解題P105、P513+132、P416+P65+索引P67 各巻帯付 カバー上端僅イタミ

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エリアーデの死によって3巻で中断したのち、弟子のクリアーヌら複数の執筆陣によって4巻を刊行、完結したシリーズ。
本品はそのうちエリアーデ自身による1〜3巻のセット。

【I 石器時代からエレウシスの密儀まで】帯角折れ跡
訳:荒木美智雄、中村恭子、松村一男
“宇宙的ヴィジョンに支えられた古今未曾有の偉大なる業績! 先史時代からのあらゆる宗教現象の史的展開をたどり、その深淵な統一性を求めて著された人類の精神史。膨大な資料を博捜した碩学エリアーデ畢生のライフワーク。”(帯文)
目次:
序文
第一章 時の始めに……古人類の呪術―宗教的営み {方向づけ 道具を作るための道具 火の「飼い馴らし」/先史資料の「不透明性」/埋葬の象徴的意味/骨の推積をめぐる論争/洞窟壁画―イメージか、シンボルか?/・・・ほか}
第二章 もっと長い革命 農耕の発見―中・石器時代 {失われた楽園/労働、技術、想像の世界/旧石器時代狩猟民の遺産/食用植物の栽培 起源神話/女性と植物 聖空間と世界の周期的更新/・・・ほか}
第三章 メソポタミアの宗教 {「歴史はシュメールに始まる」/神々のまえの人間/最初の洪水神話/冥界降り―イナンナとドゥムジ/シュメールとアッカドの総合/・・・ほか}
第四章 古代エジプトの宗教思想と政治的危機 {忘れられない奇跡―「最初の時」/神々の系譜と宇宙創造神話/受肉した神の責任/ファラオの天への上昇/殺害された神オシリス/・・・ほか}
第五章 巨石・神殿・祭祀センター―ヨーロッパ、地中海地域、インダス河流域 {石とバナナ/祭祀センターと巨石構築物/「巨石の謎」/民族誌と先史/インドの最初の都市/・・・ほか}
第六章 ヒッタイト人とカナン人の宗教 {アナトリアの文化共存とヒッタイト人のシンクレティズム/「姿を隠す神」/竜退治/クマルビと王権/神々の世代間の争い/・・・ほか}
第七章 「イスラエルが幼き頃……」 {「創世記」の最初の二章/失われた楽園 カインとアベル/洪水の前後/族長たちの宗教/アブラハム、「信仰の父」/・・・ほか}
第八章 インド・ヨーロッパ諸民族の宗教 ヴェーダの神々 {インド·ヨーロッパ諸民族の原歴史/原初のパンテオン、ならびに共通の宗教語/インド・ヨーロッパ諸民族の三機能区分からなる観念形態/インドにおけるアーリア人/原初の神格ヴァルナ―デーヴァとアスラ/・・・ほか}
第九章 ゴータマ・ブッダ以前のインド―宇宙的供犠からアートマン・ブラフマンの至上の同一性まで {ヴェーダ儀礼の形態学/至上の供犠―「アシュヴァメーダ」と「プルシャメーダ」/儀礼のイニシェーション的構造 ―イニシェーション(デークシャー)、王の即位(ラージャスーヤ)/天地創造と形而上学/ブラーフマナ書における供犠の教義/・・・ほか}
第十章 ゼウスとキリスト教 {神統記と神々の世代間の争い/ゼウスの勝利と主権/最初の種族の神話 プロメテウス パンドラ/原初の供犠の結末/人間と運命 「生の歓び」の意味}
第十一章 オリュンポスの神々と英雄たち {失墜した大神と鍛冶屋―魔術師―ポセイドンとヘパイストス/アポロン―諸矛盾の和解/神託と浄め/「幻視《ヴィジョン》」から知識へ/ヘルメス、「人間の仲間」/・・・ほか}
第十二章 エレウシスの密儀 {神話―冥界のペルセポネ/イニシエーション―公的儀式と秘密の儀礼/密儀は知りえるか/「秘儀」と「密儀」}
第十三章 ザラスシュトラとイラン宗教 {謎/ザラスシュトラの生涯―歴史と神話/シャーマン的エクスタシーか/アフラ・マズダーの啓示―人は善か悪かを選ぶ自由がある/世界の「変容」・・・ほか}
第十四章 王と預言者の時代のイスラエル宗教 {王権―宗教融合《シンクレティズム》の絶頂/ヤハウェと被造物/ヨブ、試みられた義人/預言者たちの時代/牧者アモス 愛を裏切られたホセア/・・・ほか}
第十五章 ディオニュソス、あるいは再び見いだされし至福 {「二度生まれた」神の顕現と隠身/公的祭儀のアルカイズム/エウリピデスとディオニュソス的狂乱/ギリシア人がディオニュソスの存在を再発見するとき}

原注
訳者解説(荒木美智雄)
文献解題

【II ゴータマ・ブッダからキリスト教の興隆まで】
訳:島田裕巳、柴田史子
“時空間の自由な往還が描く精神史の壮大なパノラマ! 歴史の地平に孔子と仏陀が現われ、そのおよそ600年後にはキリスト教が誕生する。神々の時代から一神教による世界宗教の時代へ! 壮大な人類史の新たなる幕開けである。”(帯文)
目次:
第十六章 古代中国の宗教 {新石器時代における信仰/青銅器時代の宗教―天空神と祖先/範例歴な王朝―周/世界の起源と組織化/両極性・交代・再統合/・・・ほか}
第十七章 バラモン教とヒンドゥー教―最初期の哲学と救済の技法 {「すべては苦なり……」/至上の「覚醒」への方法/思想の歴史と文献の年代/体系化以前のヴェーダーンタ/サーンキヤ-ヨーガ学派における精神/・・・ほか}
第十八章 仏陀とその時代 {王子シッダールタ/大いなる遁世/「覚醒」、法についての教え/デーヴァダッタの分裂、最後の回心、涅槃に入った仏陀/宗教的環境―遊行する苦行者/・・・ほか}
第十九章 仏陀のメッセージ―永遠回帰の恐怖から言葉を超えた至福へ {毒矢に刺された男/四諦と中道/万物の非永遠性とアナッタの理論/涅槃への道/瞑想の技法と「知恵」によるその照明/「限定されないもの」の逆説}
第二十章 ローマの宗教―その起源からバッカス祭の迫害(前一八六年)まで {ロムルスと屠られた犠牲/インド・ヨーロッパ諸民族神話の「歴史化」/ローマの宗教性の特質/私的祭儀―ベナテス、ラレス、マネス/神官、卜占官、信徒集団/・・・ほか}
第二十一章 ケルト人、ゲルマン人、トラキア人、ゲタエ人 {先史時代的要素の継承/インド・ヨーロッパ諸民族の文化遺産/ケルトのパンテオンを再構築することは可能か/ドルイド僧とその秘密の教え/イグドラシルと古代ゲルマンの宇宙創造論/・・・ほか}
第二十二章 オルフェウス、ピラゴラス、新たなる終末論 {竪琴の演奏者であり、「イニシエーションの創始者」であるオルフェウスの神話/オルフェウス派の神統譜と人統譜―輪廻と魂の不死性/新たなる終末論/プラトン、ピタゴラス、オルフェウス派/アレキサンダー大王とヘレニズム文化}
第二十三章 マハーカシャパからナーガールジュナにいたる仏教の歴史とマハーヴィーラ後のジャイナ教 {仏教の最初の分裂まで/アレキサンダー大王からアショーカ王にいたる時代/教理上の対立と新たな統合/「菩薩道」ナーガールジュナと一切空の教理/マハーヴィーラ後のジャイナ教―学識、宇宙論、救済論}
第二十四章 ヒンドゥー教の統合―『マハーバーラタ』と『バガヴァッド・ギーター』 {一八日間戦争/終末論的戦争とこの世の終わり/クリシュナの啓示/「行為の果実を放棄すること」/「分離」と「全体化」}
第二十五章 ユダヤ教の試練―黙示からトーラーの称賛へ {終末論の始まり/ハガイとゼカリヤ、終末の預言者たち/メシアたる王の待望/律法主義の発展/聖なる知恵の人格化/・・・ほか}
第二十六章 ヘレニズム時代におけるシンクレティズムと創造性―救済の約束 {神秘宗教/神秘のディオニュソス/アッティスとキュベレー/イシスとエジプトの秘義/ヘルメス・トリスメギストスの啓示/・・・ほか}
第二十七章 イランにおける新たな統合 {アルサケス王朝統治下(前二四七年から紀元二二六年)の宗教的志向/ズルワーンと悪の起源/時間の終末論的機能/二つの創造―メーノーグとゲーティーグ/ガヨーマルトからサオシュヤント(救世主)へ//・・・ほか}
第二十八章 キリスト教の誕生 {「素性の知れないユダヤ人」―ナザレのイエス/福音―神の国は近づいた/教会の誕生/クムランのエッセネ派/神殿の破壊―再臨の遅れ}
第二十九章 帝政時代の異教、キリスト教、グノーシス派 {いまや乙女は帰り/非公認宗教の試練/キリスト教グノーシス主義/グノーシス主義のアプローチ/シモン・マゴスからヴァレンティヌスへ/・・・ほか}
第三十章 神々のたそがれ {異端と正統/十字架と生命の木/「宇宙的《コスミック》キリスト教」へ/神学の開花/無敵の太陽神《ソル・インウィクトゥス》と「この徴によりてなんじは勝利を得ん」のあいだ/・・・ほか}

原注
訳者解説(島田裕巳)
文献解題

【III ムハンマドから宗教改革の時代まで】
訳:鶴岡賀雄
“聖なるものへ永遠回帰する歴史の克服としての宗教史! ヨーロッパとユーラシアの両大陸を舞台に、「歴史的宗教」であるユダヤ教、キリスト教、イスラーム教の三姉妹宗教の展開を、多彩で混沌とした異端信仰や民衆宗教との交流をまじえて描く。J.M.キタガワによる「思い出」と索引を付す。”(帯文)
目次:
序文
第三十一章 古代ユーラシア大陸の宗教―トルコ・モンゴル人、フィン・ウゴール人、バルト、スラヴ人 {狩猟民、遊牧民、戦士/「天空神」テングリ/世界の構造/世界創造のドラマ/シャーマンとそのイニシエーション/・・・ほか}
第三十二章 聖像破壊運動(八―九世紀)までのキリスト教会 {ローマ滅びざるべし《ローマ・ノーン・ベレアト》/アウグスティヌス―タガステからヒッポへ/アウグスティヌスの偉大なる先駆者―オリゲネス/アウグスティヌスの神学論争 恩寵論と予定説/聖人崇敬―殉教、聖遺物、聖地巡礼・・・ほか}
第三十三章 ムハンマドとイスラームの展開 {アッラー アラブのひまな神《デウス・オティオースス》/「神の使徒」ムハンマド/天上へのエクスタシーの旅と聖なる書物/メディナへの「遷行《ヒジュラ》」/流謫から勝利へ/・・・ほか}
第三十四章 シャルルマーニュからフィオーレのヨアキムまでの西欧カトリシズム {中世前期のキリスト教/キリスト教以前の伝統の同化と再解釈―神聖王権、騎士道/十字軍―終末論と政略/ロマネスク芸術と宮廷風恋愛の宗教的意味/秘教《エソテリズム》と文芸作品―トルバドゥール、フェデーリ・ダモーレ、聖杯物語/フィオーレのヨアキム―新たな歴史神学}
第三十五章 イスラームの神学と神秘主義 {主流派神学の基礎づけ/シーアと秘教的《エソテリック》解釈学/イスマーイール派とイマームの称揚 大復活 マフディー/スーフィズム、秘教主義《エソテリズム》、神秘体験/大スーフィーたち ズー・ヌーンからティルミズィーまで/・・・ほか}
第三十六章 バル・コホバの乱からハシディズムまでのユダヤ教 {ミシュナの編纂/タルムード 反・ラビ的反動―カライ派/中世のユダヤ教神学者、哲学者/マイモニデス―アリストテレスとトーラーのあいだ/初期ユダヤ教神秘主義の諸形態/・・・ほか}
第三十七章 ヨーロッパの宗教運動―中世後期から宗教改革前夜まで {ビザンチン帝国における二元論的異端―ボゴミール主義/西欧のボゴミール派―カタリ派/アッシジの聖フランチェスコ/聖ボナヴェントゥラと神秘神学/聖トマス・アクィナスとスコラ学/・・・ほか}
第三十八章 宗教改革前後における宗教、魔術、ヘルメス主義の伝統 {キリスト教以前の宗教伝統の残存/浄化の舞踏における象徴と儀礼/「魔女狩り」と民衆宗教の消長/マルティン・ルターとドイツの宗教改革/ルターの神学 エラスムスとの論争/・・・ほか}

原注
ミルチア・エリアーデの思い出(ジョゼフ・ミツオ・キタガワ)
訳者解説(鶴岡賀雄)
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索引
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