1987年　ページ部分13.8×20.9　P243　カバー僅時代シミ、端僅イタミ　天時代シミ多　地にＢ印　小口および裏見返し僅時代シミ　裏遊び紙少剥がし跡

“《性》の深淵と生命力の根源を宗教的な情熱をもって探求し続けたD・H・ロレンス、そして不幸への並み外れた共感によって《労働》の問題を秘教的に問いつめたシモーヌ・ヴェーユ。
第一次大戦、ロシア革命、ファシズムとスターリニズム、スペイン内戦、アウシュヴィッツ、広島、長崎……
この二〇世紀という煉獄を最も誠実に、そして最も勇敢に生きぬいたニ人の文学者＝思想家の黙示録的、予言的な作品と行為を、ショージ・オーウェルの親しい友人であり、スペイン内戦をも共和国側に立って戦った英国の俊敏な批評家が、鋭く解明する著者の代表作。”（カバー裏紹介文）

目次：
序章

Ｉ　勇敢な人びと
　第一章／第二章
ＩＩ　清冽な野性の香り
　第三章／第四章／第五章
ＩＩＩ　渇望
　第六章／第七章
ＩＶ　混沌
　第八章／第九章
Ｖ　一九八五年
　第一〇章／結論

原注
訳注
ロレンス／ヴェーユ関係年表
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