1997年　四六判　P238＋索引　帯付　カバー僅汚れ

“本格的ウォートン研究・受容への突破口！”（帯文）

目次：
はじめに（別府恵子）

【第一部】
一　ウォートン研究の動向（別府恵子）
二　略伝　―作家ウォートンの軌跡（辻本庸子）
三　旅行記　―文学の世界の旅行者（石井光子）
四　ウォートンと映画、テレビ小史（スコット・·マーシャル　訳：辻本庸子）

【第二部】
一　社会記号論としての『歓楽の家』（キャサリン・ブローデリック　訳：石井光子）
ニ　『イーサン・フロム』と『夏』　―セクシュアリティ・欲望・物語（渡辺和子）
三　『お国の風習』　―二十世紀のアメリカ像（難波江仁美）
四　『マルヌの戦場』と『戦場の息子』　―ウォートンの第一次世界大戦（別府恵子）
五　『エイジ・オブ・イノセンス』　―作品に描かれる都市像（田中栄子）
六　『母の償い』と『子どもたち』　―ウォートンとジャズ・エイジ（別府恵子）

書誌
映画、テレビドラマ化された作品リスト（スコット・マーシャル　訳：辻本庸子）
索引