テクストはまちがわない 小説と読者の仕事 石原千秋 筑摩書房

2004年 A5判 P393 帯・カバーヤケ

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国内文学評論・エッセイ



2004年 A5判 P393 帯・カバーヤケ

“小説における読者の仕事とは?
近代文学研究のフィールドでは、「作者」に死が宣告され、「テクスト」という考え方が受け入れられて久しい。
本書では「テクスト」それ自身を徹底して読み込むことで「読者」の位置を灸りだす。
漱石、芥川、太宰から村上春樹、吉本ばななまで、縦横無尽に構造分析を試みる「文学テクスト論」の最前線。”帯文)

目次:
まえがき

【小説とは何か】
テクストはまちがわない
『こゝろ』論の彼方へ
漱石テクストの「いま」を読む
漱石は「小説」といかに格闘したか
徳田秋聲の構成力

【構造分析の試み】
語り手と情報 ―芥川龍之介『羅生門』
宙吊りの部屋 ―江戸川乱歩『屋根裏の散歩者』・龍膽寺雄『アパアトと女と僕と』
成長する言葉の物語 ―太宰治『人間失格』
地図の上の自我 ―村上春樹『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』
反転する帝国 ―大江健三郎『叫び声』『個人的な体験』
不可能としての国家 ―井上ひさし『吉里吉里人』
 ※
『夢十夜』における他者と他界
叙述形態から見た『道草』の他者認識
 ※
【小説の中の家族】
家 ―見えないシステム
漱石テクストの中の女性たち
 ※
〈家〉の文法 ―島崎藤村
身体の中の〈家〉 ―川端康成
反転する感性 ―志賀直哉『暗夜行路』
日曜日の妻たち ―初期の岸田國士
母・家庭・性の変容 ―「第三の新人」前後
太陽族の文学 ―初期の石原慎太郎
父系の神話 ―中上健次「枯木灘』
〈家〉と個人 ―津島佑子
性別のある場所 ―吉本ばなな『キッチン』

【この本の余白に】
論争家としての柄谷行人
構造と批評

あとがき
初出一覧
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