昭和48年 ページ部分13.5×20.0 各巻函スレ、角イタミ、汚れ
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18世紀ヴェネツィア生まれの人物で、多くの恋愛遍歴で知られるジャコモ・カザノヴァが、自身の出生から49歳までの半生を回想する。
【I 1725〜1753】昭和48年 P801 本体ビニールカバー上端僅破れ
目次:
第一章 {私の家系について/魔法使いの祝福/喜劇俳優の死/パドヴァ遊学}
第二章 {健康で空腹な下宿生活/祖母に助けを求める/女ぎらいの恩師/最初の文学的成功/最初の恋人ベティーナ/裏切られた夜}
第三章 {美男の修道士/小悪魔の策略/信じがたい告白/ベティーナが天然痘に/医者か弁護士か/大学生対警官}
…《略》…
第三十九章 {すっぽかされた約束/恋の恨み/みごとな弁明/来たるべき幸福の保証}
第四十章 {愛の陰謀/修道女との最初の密会/愛の根くらべ/聖なる式場の準備/男装のM・M/七時間の幸福な快楽}
第四十一章 {情事のための神学/修道女の服装のままで/思いがけない告白/もうひとりの恋人の前で/六個分の玉子の白味}
訳注
解說
【II 1754〜1760】昭和48年 P789 本体ビニールカバー背上端一部欠損
目次:
第四十二章 {M・Mからの贈り物/アレティーノ研究/C・Cはすべてを知る/修道院の仮装舞踏会/代役の愛人と私の苦悩/C・Cとの愚かな一夜}
第四十三章 {嵐の潟湖で/C・CとM・Mの手紙/女性の寛大さと特権/小別荘の覗き部屋/ヴィーナスの薔薇の花}
第四十四章 {共通の恋人と三人で/ふた組の恋人の優雅な宴/フランス大使の罠/甘美な三人遊びの一夜/みすみす計略にかかる}
…《略》…
第七十六章 {たとえ地獄へ落ちるとも/甘美な罪の焔/黒い髪、黒い瞳の肖像画/小さな衣服と哲学論議/修道院からの使い/最後の挨拶は血の封印で}
第七十七章 音楽会で心ひかれた娘/門番の娘と従姉/モランキ夫人とロマン嬢/庭園の散歩道で/星占いの依頼/モラン夫人のもうひとりの姪/三色すみれ/わが小傑作を読みあげる/美しき宝、指の間より落つ/わが恋人の悲しみ}
第七十八章 {三対一で最後の夜を/隣部屋の不幸な夫婦/若いせむし女/無口な女との滝見物/才人グリマルディ侯爵/美女と若き道化者/罠に落ちかける/せむし女と愛の体位/激怒、粗野な女/マルセイユへ}
訳注
解説
【III 1760〜1763】昭和48年 P753 本体ビニールカバー下端一部欠損
目次:
第七十九章 {娼家の生娘の女中/放蕩なマルセイユ娘/ロザリーとその恋人/女中として、妻として/天使との会話/娘への私の教育/港町トゥーロンで/小間使ヴェロニカ}
第八十章 {カザノヴァ夫人/じょうずに恋人役を演じる/小さないさかい/ロザリーに値する男/侯爵の陰謀/ロザリー尼僧院へ/嘆きと慰めの一夜}
第八十一章 {ひどい近眼のアネッタ/戦旗をかかげた恋/手練手管/太腿の傷の手当/祭壇を血に染めない犠牲/魅力あふるる悪戯/愛の演者と見物人/錯乱、そして落胆}
…《略》…
第百八章 {英国式立小便/賭け好きな国民/ならず者バジャック/マルタ十字勲章の雄鶏/いかさま師を告訴する/ソフィアの寄宿舎を見学/コンスタンティーニとその妻/運命のシャルピョン}
第百九章 {私が死にはじめた日/あばずれの母と伯母/喜劇の一幕日/浴槽の魅惑的な光景/グダール勲爵士/ヴェネチァ大使の女/分別ある恋人として/もっとも憎むべき娼婦/自己嫌悪、家にとじこもる/いかさま女の系譜/あがなえない毒薬の香り/自殺へいざなう欲望/呪いの家}
第百十章 {人生の第一幕の終り/わが名誉のために/芝生は破滅の場所/恋する男は、愚かな者/瀕死のシャルピヨン/死の誘惑/自殺はあしたに/新たな生命/復讐の喜び/命の恩人、敵の罠に落ちる/破廉恥な告発/ロンドンの牢獄を知る}
訳注
解説
【IV 1763〜1774】P741
目次:
第百十一章 {復讐は鸚鵡で/浮気娘との終り/落ちつきをとりもどす/ベルン代理公使の娘サラ/一瞬のしあわせ/スイスへの旅を決意/わが天使の奇妙な哲学/感動と絶望/愛されながら不幸な心/ハノーヴァーの五人の娘}
第百十二章 {不幸は美しさゆえ/二十四時間の平和/淫売の姉と貞淑な妹/哀れなペティーナ侯爵/魅力的な末娘ガブリエル/娘たちの母の申込み}
第百十三章 {姉娘の出奔/三人の娘の旅立ち/貸借対照表/わが名づけ子ダトゥーリ/決死のロンドン脱出/テレザとわが息子に出会う/運命が導くままに}
…《略》…
第百四十一章 {ユダヤ人を道連れに/失われた時に思いをはせる/美しいユダヤ娘/ことわりじょうず/熱狂的に快楽を愛する娘/画集の姿態を復習するリア/いま一度あの情景を/船出ならず/十八歳の娘の弁明/勝利か不名誉な恥辱か/かわいい甘美なリア}
第百四十二章 {ポーランド分割について/特赦をねがう心/難攻不落の女/トリエステとヴェネチア/裁判所の仁慈への期待/名誉を祖国に高める話/司法裁判所との和解/飛びこんできた娘/痛風やみの将軍}
第百四十三章 {ルイージ・トリアノ伯爵/招待主の破廉恥な訴訟/危険な変人との生活/度重なる非礼/ステッキでなぐられた司祭/女のことで伯爵と争う/煙と消えた決闘さわぎ/一七七四年トリエステ/女優イレーネとの再会}
訳注
解説