1979年6刷　菊判　ソフトカバー　P549、595　セット函無し　各巻カバー端少イタミ　小口ヤケ

清代の中国で蒲松齢が著した怪異小説集。

目次：
【上巻】
聊斎自誌
巻一　｛城隍神になる試験（考城塵）／耳中人（耳中人）／追いかけて来る死屍（尸変）／水を噴く怪（噴水）／瞳人の会話（瞳人語）／・・・ほか｝
巻二　｛気狂いじみた苦行僧（金世成）／狐に魅入られた男たち（董生）／石を食う隠士（《歯＋乞》石）／醜女に化けた怪（廟鬼）／首のすげかえ（陸判）／・・・ほか｝
巻三　｛江上の怪（江中）／久遠の恋（魯公女）／道士のあいさつ（道士）／狐との交誼（胡氏）／奇術（戯術）／・・・ほか｝
巻四　｛不思議な甕（余徳）／いばりと矢（楊千総）／瓜の変異（瓜異）／すがすがしい小間使い（青梅）／羅刹の海市（羅刹海市）／・・・ほか｝
巻五　｛出世のもと（陽武候）／義虎（趙城虎）／蛇を捕ったかまきり（蟷螂捕蛇）／拳法（武技）／篋のなかの小人（小人）／・・・ほか｝
巻六　｛冥界から科された罰（《さんずい＋路》令）／当代切っての女上位（馬介甫）／魁星の夢（魁星）／寝返った報い（《厂＋車》将軍）／花神の檄（絳妃）／・・・ほか｝
地図
原語略解
解説

【下巻】
巻六（承前）　｛離散奇談（乱離二則）／蛇寺（豢蛇）／雷公（雷公）／縁結び観音（菱角）／餓鬼の生まれ変わり（餓鬼）／・・・ほか｝
巻七　｛神様になる（羅祖）／劉という男（劉性）／薄命の徳（邵女）／袖中の天地（鞏仙）／兄と弟と嫂と（二商）／・・・ほか｝
巻八　｛怪馬（画馬）／詐欺（局詐）／浅慮の報い（放蝶）／稚児が子を生む（男生子）／予言（鍾生）／・・・ほか｝
巻九　｛循吏の鑑（邵臨《さんずい＋巛・田》／張桓候の徳（于去悪）／貧賤の強み（狂生）／人間鼠（激俗）／鏡の中の女（鳳仙）／・・・ほか｝
巻十　｛路銀の工面（王貨郎）／竜と蛆（罷竜）／秘法盗み（真生）／仏罰（布商）／嚢詰め（彭二《手へん＋爭》）／・・・ほか｝巻
巻十一　｛縁の定数（馮木匠）／菊の姉弟（黄英）／書物気狂い（書癡）／霊験は人の心次第（斉天大聖）／蛙の娘（青蛙神）／・・・ほか｝
巻十二　｛石室にいた三人（二班）／車夫と猿（車夫）／乩仙の洒落（乩仙）／虎と読書人（苗生）／さそり商人（蠍脚）／・・・ほか｝
付録　｛便所の蛇（蟄蛇）／ある武芸者（晋人）／竜の子（竜）／文才を認められて（愛才）／恐るべき属吏（夢狼　付則二）／・・・ほか｝
あとがき