アンドレとシモーヌ　ヴェイユ家の物語　シルヴィ・ヴェイユ　訳：稲葉延子　春秋社

2011年　四六判　ソフトカバー　P284　帯僅スレ　小口僅汚れ

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2011年　四六判　ソフトカバー　P284　帯僅スレ　小口僅汚れ

“ヴェイユ家の人々が「活き活き」とよみがえる
気むずかしくかんしゃく持ちの父アンドレ　現実感覚にまったく欠ける叔母シモーヌ　聖女のママンになった祖母セルマ　振りまわされてばかりの几帳面な祖父ベルナール
そして、叔母にそっくりな容姿で生まれてしまった「私」”（帯文）

数学者アンドレ・ヴェイユの長女であり、哲学者シモーヌ・ヴェイユの姪にあたる著者が綴る回想。

目次：
プロローグ
プラトンそれともディオファントス？
アンドレからの電話
白いトンネル
ふつうの小さな女の子
聖女の脛骨
シモーヌと共に生きる
砂糖壷の場所
ここで誰を祝うのか
洗礼を受けさせるのか
普良な修道女たち
鯉の詰め物　―ユダヤの伝統料理
ユークリッドの美
真の聖遺物
シュッシュッポッポ
私といっしょに来るかい？
双頭の天才
家族の肖像
母方ラインヘルツ家の卓越した祖先　―ガリツィアの方へ
父方ベイユ家の卓越した祖先―アルザスの方へ
罪の報い
ばらばらになった家族
かっこうの卵と呼ばれたセルマの変貌
それぞれの打ちひしがれた顔
家具収納庫
エルサレム
マリンブルーのベレー帽
不滅？
ジャポネズリ
たぶらかされて
ツダカ―ユダヤ式慈善
年老いた馬　―老馬識途
面会権―国立図書館にて
啓示
本源回帰
鏡に映った眼
うすピンクの花びら
エピローグ

訳者あとがき