平成6年3版　Ａ５判　P690　函背少ヤケ　本体小口シミ汚れ多

目次：
例言（大宮司朗）

【第一部　玄学真義】
第一章　混沌五岳真形図説玄義
　｛地の世界の開闢／中岳崑崙神界の実相／五岳に五行神鎮まる／東岳広桑山の所在／岳長離山神界／西岳麗農山の大神都／北岳広野山神界／五岳は幽属の神境／太上道君真図を制す／五岳正副あり／四輔山の由縁／五岳真形図の神異／有道の士之を受持す｝
第二章　神仙霊含記講究
　一　神仙守庚申法　｛三尸の正体／精液に憑る七魄の鬼／三尸の秘密と守庚申／九蟲は三尸の属／六甲霊飛法の伝承／六甲霊飛第一函／庚申祭は司命祭也／神威の大司命｝
　二　三天不死之章
第三章　霊章符書の五色及純金粉使用法
第四章　司命の秘儀
第五章　霊鏡台の幽事―司命の秘儀補説
第六章　鎮魂秘義
　｛鎮魂の原義／天鈿女命の鎮魂―第一義の神懸り／神明之憑談（神懸）／饒速日鎮魂伝／水位先生所伝の玄法鎮魂不死之法／神典は鎮魂第一義を説ける道書なり｝
第七章　神通の玄理―感神論
　｛神人の別は所生の別／化生の神術の根元／念力と産霊の力／身内の使神化生｝
第八章　仙去の玄法
　一　日本武尊の尸解に就て
　二　尸解は神化の玄法
　三　尸解は真胎の解脱　｛助藤大人の尸解／尸解は本質の錬蛻／尸解仙と鬼仙の差異｝
第九章　道章秘義
第十章　神剣之記
第十一章　幽界羽扇考
第十二章　蓬莱仙境秘義
　｛列子中の古伝／五神山か三神山か／蓬莱山の仙境／先師通接の海宮界｝
第十三章　太真西王母真伝
　｛神界将来の西王母真図／西王母の本宮西岳亀山／九天之《竹かむり＋録》を掌る／陰元の坤徳を治む／黄老も王母の教化を受く／愛慈群仙の王母たり／温詔あふるゝが如し／気高くも尊き御神姿｝
第十四章　節句行事の霊的考察
第十五章　三丹田の研究
　｛丹田の説／丹田の実修／丹田行の活用｝
第十六章　第四次元の力学
　｛チベットの神秘境／空を行くラマ修業者／神仙・山人の飛行法／空行して名山周遊／引力から抜け出る方法／人間界完成への道｝
第十七章　符書の玄訣
第十八章　切火祓ひの玄義
　｛正神は溝火に感げ邪神は穢火に交る／切火祓ひの法｝
第十九章　古伝大祓式
第二十章　真伝大祓詞
第二十一章　水位先生の大祓詞伝承―太上感応篇のことども
第二十二章　伝道授書の誡掟
第二十三章　厠神の霊的交渉
　｛厠神は埴山姫神の分霊／厠神に祈る禁厭／厠怪は不祥なり／河屋の神変（古事記）／厠に寄り集ふ妖鬼／厠崇を避くるの法／厠に入るの心法｝
第二十四章　仙境異聞の研究
第二十五章　憑霊審神録
　一　幽影問答　｛天保十年丁亥八月二四日夕陰霊出現発端の事｝
　二　霊崇の実相　｛蟇目の神法／数百年前の武士の霊／幽魂の現名泉熊太郎／霊崇は儼存の事実（補説）／神法道術の限界（補説）｝
　三　体魂の幽境　｛幽境の一消息／憑霊の一玄理／霊祭の機微／墓所に常住の幽魂｝
付一　八会之霊書
付二　仙階に就て
付三　天狗駆使法
付四　清めの一法
付五　清祓法
付六　魂魄秘妙感想図
付七　人間開闢の玄義
付八　清浄利仙大君伝承の得仙秘文『福寿海無量』の大神呪

【第二部　異境備忘録幽義】
異境備忘録幽義前篇
異境備忘録幽義後篇

【第三部　玄学の道統】
第一章　羽雪先生と神仙道
第二章　羽雪先生の玄学―杉山仙君との幽的交渉
第三章　寅吉仙童の事ども―羽雪先生の玄学余話
　｛未然に言を発す／仙宿の異童／入山の発端／幽境に学ぶ／転々三日坊主／平田先生と対面／悪童行状記／才僧を論破す／山人界の両部色／神職を凹ます｝
第四章　水位先生と神通―地上開闢以来の奇蹟
第五章　水位先生と方全先生
第六章　川丹仙寿二千一百歳―癸巳歳・発癸巳日の賀寿
第七章　師仙忍苦と清廉の学的御生涯―御四十七年祭日に当りて
第八章　求道の本義―師仙御四十八年祭を迎ふ
第九章　水位先生と其門流―道統の歴史的明証
　｛水位先生の幼時／十歳より神界出入／十二歳で祀職を継ぐ／浩瀚の道書仙籍／十八歳より玄学に棲凝／青年時代の著述一班／神道界の異端者扱ひ／薄倖の人間生活／人界出現五十三年／壮絶悲絶の大犠牲／師仙の恩頼に対へよ／五台山を訪れた求道者の一団／多田門人への引導文―仙縁ありて会偶す／偽仙の識別法／帰幽の三魂―万霊神獄の審判／長塩氏の霊界報告／我らは水位先生の神界消息のみを信ず／決して正師に俟つ―あゝ何等の道福ぞや／神集岳神界の実相／川丹先生の御常殿／水位先生の御常殿／道統第二代方全先生／方全先生の仙階―一等判令理上官霊仙／再生六仙客の一人／父子道統の授受／道統第三代泰岳先生／先生の霊的体験／正真道統の所在／道統は環境的事実｝
第十章　師仙結縁の一大事―正師に値はざれば道成り難し
第十一章　厳夫先生の霊的使命―方全霊寿真御三十三年祭に際して
第十二章　威夫先生と天定の御使命―万世に伝ふべき道統継承の大功績