物語作家の技法 よみがえる子供時代 フェルナンド・サバテール 訳:渡辺洋、橋本尚江 みすず書房

1992年 四六判 P314 帯角折れ跡

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1992年 四六判 P314 帯角折れ跡

“「宝島」「海底二万マイル」「宇宙戦争」、トールキンとボルヘス……なじみ深い物語の数々から、不治の物語中毒者がその魅力の源泉を探り、少年期の意味を再発見。”(帯文)

“なじみ深い物語とその作家たち、少年期の読書に欠かせない名前が、ここには勢ぞろいしている。スティーヴンソン「宝島」、ジュール・ヴェルヌ「地底旅行」「海底二万マイル」、コナン・ドイル「失われた世界」、H.G.ウェルズ「宇宙戦争」、トールキン「指輪物語」、ホームズとポワロ、西部劇や恐怖小説、狩猟文学、そしてボルヘス。
 〈物語の番人〉と自称するスペインの哲学者サバテールは、 これらの作品を分析し、その魅力の源泉を物語作家=ストーリーテラーの技法の深みから探り出す。〈小説〉が死に終わる人生の意味を考えるのに対して、〈物語〉は豊かな可能性に満ちた生に向かって開かれている。私たちも自由な主人公たちにあこがれながら、正義や友情や裏切りを学び、世の中のうさんくささを感じとったのではなかったか? 著者の想起と思索に導かれて、少年期の読書の意味、そ
して少年期そのものの意味が再発見される。
「文学 ――それはようやく取り戻された幼年期のことだ。」(バタイユ)
 物語への素朴で真撃な愛を語ることから出発した著者の言葉は、 科学主義とか歴史主義といったわれわれの思想の基盤に対する問い直しとなり、やがては現代文明への鋭い批判へと見事な発展を遂げていく。このような物語論はかつてなかった。”(カバー裏紹介文)

目次:
プロローグ
1 ストーリーテラーの失権
2 曖昧さという宝物 ―スティーブンソン『宝島』
3 下降の旅 ―ヴェルヌ『地底旅行』『海底二万マイル』
4 アウトローの勝利 ―クロンプトン『英雄ウィリアム』
5 ドラゴンの棲む地 ―ドイル『失われた世界』
6 モンプラチュムの海賊 ―サルガリ『海王号の冒険』
7 星に棲むもの ―ウェルズ『宇宙戦争』
8 虎を待ち伏せて ―狩猟文学の世界
9 果てしなき遍歴 ―ロンドン『星を駆ける者』
10 妖精の国 ―トールキン『指輪物語』
11 サクラメントの流れ者 ―ガンマンの末商
12 身震いの意味 ―恐怖小説への誘い
13 手掛りを残さぬ殺人犯 ―推理小説の魅力
14 ボルヘス=ニ対一 ―精神の迷宮
エピローグ


主要作家案内
原注
訳者あとがき
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