カバラーと批評 クラテール叢書2 ハロルド・ブルーム 訳:島弘之 国書刊行会

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1986年 四六判 P215 帯スレ、背ヤケ カバー少汚れ、スレ

“神秘思想と批評のアナロジー”(帯文)

“イェール学派の“幻視者” としてアメリカ批評界に異彩を放つ〈大学のシャーマン〉ブルームが、自らの「影響=誤読」理論の核心部をなす、詩の批評とカバラーとの関わりを詳述して、秘教的な着想の原点を公開した書。「詩が始まるのは、詩人になろうとする者が一篇の詩を読む時であり、彼が自らの読解として書くものが彼の詩である」とする著者によれば、ミルトン以後の詩に現われるイメージは、〈影響の不安〉という後発性の心理によって決定づけられている。そうした詩人の自らの詩作に際して働く防衛機制が、必然的に、先行詩人の詩に対する誤読=曲解を生む。詩の歴史とは、そうした誤読の積み重ねである。この驚異的な理論を支える概念が、「修正主義の弁証法」「修正的公準」である。
本書では、この二つのキーコンセプトが、G・ショーレムの業績に依拠しつつ、十六世紀のカバラ-大成の二巨星、 コルドヴェロ=ルーリアの体系を援用して詳述される。反定立的な批評のためのマニフェスト。”(カバー裏紹介文)

目次:
プロローグ そのことも私は知っていたにちがいない

カバラー
カバラーと批評
誤読の必然性

エピローグ 湖水を越えて語られる名

訳注
訳者解説 ―ハロルド・ブルーム小論

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