昭和42年　B５判　P448、179　函角イタミ、少剥がれ　本巻元パライタミ、小口僅汚れ　「校注編」巻表紙端僅剥がれ

“この『相中留恩記略』全二十六冊は天保・安政年間、相模国鎌倉郡渡内村（神奈川県藤沢市渡内）の名主福原高峯が、江戸の画家長谷川雪堤の協力を得て、神君徳川家康公の相模一国における事蹟を中心に編集した図会形式の地誌である…”（本書「まえがき」より）

本巻は徳川林政史研究所所蔵本を底本とした謄写覆刻。これに欠けている序の一節および附録一巻は福原家所蔵本を用いるとともに、挿図等一部に配列を変えて掲載する。

別冊の「校注編」は底本の原文を活字に写しつつ、変体仮名および異体文字などは当用漢字を用いる。