
2010年 四六判 ソフトカバー P461 帯背僅ヤケ、角僅スレ カバー背上端僅イタミ
“みちのく怪談の世界へ、ようこそ―。
みちのくの幻視者たちが夢想した珠玉の名編を、あなたに。
〈道の奥〉の怪異と幻想が、この1冊に結晶。
〈遠野物語百年〉に降臨した〈みちのく怪談〉の神髄。”(帯文)
“柳田國男『遠野物語』を近代怪談文芸の原点のひとつとして読み解くアンソロジストにして文芸評論家の東雅夫が、「みちのく/東北」の豊穣なる伝承風土に育み培われた文豪たちによる〈みちのく怪談〉を精選。新たなる〈東北文学〉の地平がここにある!”(カバー袖紹介文)
近現代の作家たちによる作品と、近世の怪談集から東北ゆかりの怪談をあつめたアンソロジー
目次:
鍋の中(井上ひさし)
魑魅魍魎(石上玄一郎)
日照雨/寺/念惑(佐々木鏡石(喜善))
星の塔(高橋克彦)
怪談享楽時代(野村胡堂)
死者に近い土地(長部日出雄)
魚服記(太宰治)
種山ヶ原(宮沢賢治)
お菊(三浦哲郎)
冬の宿り(島尾敏雄)
新道/仁兵衛。スペクトラ/金瓶村小吟〈抄〉(斎藤茂吉)
きりすと和讃/恐山(寺山修司)
ミイラ志願(高木彬光)
鳥海山物語(杉村顕道)
黒船/狐とり弥左衛門(山田野理夫)
骨なし村(佐藤有文)
「奥州ばなし」より {乙二/めいしん/狐つかひ/与四郎}(只野真葛 現代語訳:勝山海百合)
「谷の響」より {蛇塚の蟒蛇/山中の供物/骸喰う蛸・猿喰らう蛸/食べてはならぬ/死なぬ鶏/津軽の河童}(平尾魯僊 現代語訳:黒木あるじ)
解説 みちのく怪談の系譜(東雅夫)
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