辺境よりの註釈　―塚本邦雄ノート―　岡井隆　人文書院

昭和48年　四六判　P270　函ヤケ、汚れ、シミ、角スレ　本体元パラ端少イタミ、袖貼付　P57、90、116下角折れ跡

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昭和48年　四六判　P270　函ヤケ、汚れ、シミ、角スレ　本体元パラ端少イタミ、袖貼付　P57、90、116下角折れ跡

目次：
【第一部　負数の王「塚本邦雄」】
導入部　―ノートのためのメモ

ノート　その一　企図の提示と、それが『茂吉の歌私記』を媒介にして乱れる過程
ノート　その二　塚本邦雄と私。塚本邦雄の私的閲歴を推定する。「父と母」
ノート　その三　「父と母」の続き。塚本邦雄の宇宙観と性愛の歌
ノート　その四　エスキャルゴオの歌を論じて農民労働に及ぶ。歌壇における塚本
短歌、この不幸な文芸　―スケルツォ風の覚え書
ノート　その五　「聖画」の主題　―塚本邦雄とイエス・キリスト。少年と鞦韆
第一部の結びの言葉

【第二部　人馬座からの答辞　―『星餐図』ノート
1　〈妖精の父〉を求めて
2　構図とモチーフ
3　見開きに視る二つの歌
4　詩の詩
5　私註〈漾〉いはじむ
6　夏越の薔薇、枇杷のこずえ
7　孔雀園にて・乳母車綺譚
8　壮年の愛
9　「天睡りたれ」を総覧する
10　密通論
11　「読む」という変な行為について
12　〈星見よ〉と招ぶ声
13　愛の諸相
14　死を祈る歌
15　とぎれとぎれの註釈・終りのはじめ

あとがき