2000年　Ａ5判　ソフトカバー　P176　表紙汚れ

音韻や古語、地名からみた日本語論、アイヌ語彙の考察など、詩人・村次郎が独自に研究を続けてきた内容についての口述を記録し、まとめる。

目次：
序文　村次郎先生の日本語・語彙の成立とその構造

【第一部　言語論】
狩猟・漁猟／漁猟（撈）文化／言語（論）研究の動機／（参考）鯨について／五十音図／言語論（各論）／（参考）平成二年四月十四日の口述筆記の具体例／資料篇（一）言語論の実際例

【第二部　地名論】
総論／資料篇（二）地名論実際例／アイヌ、アイヌ語／（参考）村次郎先生とアイヌ語地名説者との対談　（昭和六十二年八月二十九日）／（参考）銀杏の木・方言

【第三部　伝承芸能四方山話】
民俗学・早乙女・神楽・墓獅子・盆踊・なにゃどやら・オシマコ・八戸祭（三社大祭）・他／（参考）考古学

【第四部　八戸海岸の植物相】
ノラナタネ・フユアオイ・オオアカバナ他／葦毛崎海岸・大須賀海岸他／（参考）センダイ・ゴソ他／資料篇（三）八戸海岸の海浜植物名一覧表／資料篇（四）村先生からのご指導で読破した村蔵書一覧表（一部）

付・村次郎先生略歴
あとがき