1988年　四六判　P229＋P16　カバー少スレ、背少ヤケ　小口時代シミ

昭和13年に刊行された著作を謄写復刻。

旧字旧かな遣い

目次：
【民俗学】
はしがき

第一章　民俗学発達の史的展望
　第一節　民俗学の胎生と発達　｛一　民俗学の典型的発達／二　民族学の特徴的形成／三　科学的建設の萌芽｝
　第二節　日本に於ける発達　｛一　幕藩末期に於ける萌芽／二　人類学に於ける胎生／三　郷土研究に於ける形成｝
　第三節　最近の情勢と動向　｛一　民俗学としての成立／二　民俗学としての成立／三　民俗学の転換と動向｝

第二章　民俗学の対象と方法
　第一節　民俗学の対象　｛一　民間伝承とは何か／二　歴史性及び社会性／三　民俗学の目的｝
　第二節　民俗学の方法　｛一　方法の多様に就て／二　相違と一致の比較／三　発展と運動の結合｝
　第三節 民俗学の技術　｛一　採取技術の発達／二　調査技術の形成／三　組織技術の胎生｝

第三章　伝承の停滞と運動
　第一節　封建習俗の残存と崩壊　―生産諸関係―　｛一　村の文化／二　村の生産／三　村の工業／四　村の商業｝
　第二節　封建習俗の残存と崩壊　―社会的機構・社会的意識―　｛一　村の組織／二　村の共同／三　村の崩壊｝
　第三節　俗信の集団的調査に就て　｛一　はしがき／二　採取資料／三　整理と考察｝

あとがきとして

【解説】
赤松啓介の民俗学と『民俗学』（福田アジオ）