
1969年 A5判 P138 表紙および小口からページ端にかけてヤケ、少汚れ、薄く折れ跡
全138ページのうち特集33ページ。
目次:
【巻頭時評】彼岸と主体(黒田喜夫)
【特集 恐怖論】
私こそ恐怖へ歩け(秋山駿)
精神の廃家(清水昶)
恐怖列伝(赤瀬川原平)
秘色 色と恐怖(鈴木清順)
《民》の恐怖(宮川明子)
恐怖論 血縁・近親性交禁忌・トーテム(遠丸立)
【作品】
水のミラージュ(渋沢孝輔)
人物画入門 〈1〉(山本太郎)
今夜、わたしは渋谷「千両」の節穴からわたしの世代の幻を見る(中上哲夫)
呪めぐり(金井美恵子)
街と僕 I (福田薬師)
【連載詩】世界は、わが創造的要素 世界の殺人(8)(長谷川龍生)
【評論】中原中也と戦後の詩(北川透)
【タイトルのないページ】綱渡り(吉行理恵)
【詩誌評】新快楽冷気大戯院(吉増剛造)
【詩集評】皮膚と言葉(安藤元雄)
【書評】
寺田透・評論 I(笠原伸夫)
限界の文学(飯吉光夫)
ほろびた国の旅(茨木のり子)
【自由席】〈読むこと〉の未知を孕んで(天沢退ニ郎)
【今月の新人作品】(評:吉野弘、富岡多恵子)
【パワー ’69】汗(鮎川信夫、鈴木悦子、中村宏)
【短期連載】ルネ・シャール(リシャール 訳:天沢退ニ郎)
【連載】アメリカからの手紙 動いていることが生きていることだと思っている!(田村隆一)