1966年 A5判 P132 表紙および小口からページ端にかけてヤケ、時代シミ多 裏表紙折れ跡
目次:
【座談会】戦後社会と詩の位置 ―状況と個人の意識(鮎川信夫、岩田宏、堀川正美)
【評論】詩の言語(粟津則雄)
【手帖時評】詩人の内発力について(北川透)
【詩誌展望 一九六六年】詩の状況の底部(黒田喜夫)
【詩集展望 一九六六年】自己放棄から自己励起への道(高野喜久雄)
【一九六六年詩選=六〇選】
加納光於による六つのヴァリエーション(大岡信)/霜月のことば(那珂太郎)/アトラスの指(中野秀人)/追放III(吉原幸子)/八月十二日木曜日(谷川俊太郎)/民衆のなかの最良の部分(茨木のり子)/つるばら(吉野弘)/絵の中の絵(山本道子)/語彙集第一章(中江俊夫)/妊力(望月昶孝)/土讃線は雨(小野十三郎)/野にかかる虹(嵯峨信之)/吐く息の(鮎川信夫)/冬へ(北村太郎)/きさらぎ断片(生田幸吉)/わが愛する日本の国(菅原克己)/心臓の崖(関根弘)/ある肖像(入沢康夫)/クリストファーよ、ぼくたちは何処にいるのか(長田弘)/カンナと少女(岡崎清一郎)/贋物詩人の修羅(長谷川龍生)/夏の地獄(高良留美子)/愛情11(金子光晴)/ジャップ(坂井米夫)/鬼狩り(会田綱雄)/静かな家(吉岡実)/告知する家(吉本隆明)/創世譚(天沢退二郎)/梵(西脇順三郎)/鳥(村野四郎)/家の秘蹟(滝口修造)/星(福永武彦)/緑の思想(田村隆一)/怪盗の唄(山本太郎)/海辺にて(中村稔)/沈黙への断章(黒田喜夫)/見えるものIII(飯島耕一)/ことばの世界(片桐ユズル)/施餓鬼(草野心平)/第十二回大会の歌(長谷川四郎)/走(安水稔和)/九つの唄(岩田宏)/丘にいる子供(堀川正美)/ロング・グッドバイ(寺山修司)//大学の庭で(清岡卓行)/夏の夢(白石かずこ)/戯れ唄(高野喜久雄)/A STUFFED MAN(松田幸雄)/夢のくさぐさ(三木卓)/売春処女プアプアが家庭的アイウエオを行う(鈴木志郎康)/鳩(高橋新吉)/人それを呼んで反歌という/私の唄(川崎洋)/渋谷で夜明けまで(吉増剛造)/卑怯者のマーチ(石原吉郎)/はじめてのうた(富岡多恵子)/讃歌(高橋睦郎)/移動標的(渡辺武信)/少女(中桐雅夫)/東京で魂葬る(岡田隆彦)
詩壇ジャーナル 一九六六年
主な詩人団体と詩誌
詩人住所録