昭和60年 A5判 P346 全体に経年によるヤケ、少イタミ P104折れ跡、上端イタミ、シミ汚れ
全346ページのうち特集149ページ。
目次:
【特集 日本史の怪奇と妖異】
日本人と怨霊思想 天界と地界を循環する怨霊が歴史を大きく揺り動かした!(梅原猛)
日本史を騒がせた怨霊たち
宮廷に跳梁する雷神 ―菅原道真(南原幹雄)
空を飛ぶ新皇の首 ―平将門(光瀬龍)
非業の皇女の呪詛 ―井上内親王(大路和子)
応天門炎上の大疑獄 ―伴大納言(岡本好古)
闇の世界の大魔王 ―崇徳上皇(駒敏郎)
日本史に現われた妖怪(早川純)
幽霊にみる女性の怨念(岸宏子)
変幻する鬼の物語(松永伍一)
日本人の地獄観 水平思考の他界観をもつ日本人が好んだ現世的な地獄観(山田宗睦)
日本史の七不思議 科学的にも未だに解渓できない歴史上の七つの謎を探る(小和田哲男)
武将をめぐる怪異譚(能坂利雄)
日本に飛来した宇宙人(飛鳥久)
超能力者の大妖術(中岡俊哉)
l幽霊を創った人びと(小池章太郎)
紀行 東京のミステリー・ゾーンを往く(草部和子)
カラー口絵 地獄絵と下北半島・恐山 みちのくに地獄を見た
グラビア 日本史を騒がせた怨霊たち
長岡京の怨霊 桓武帝への晴らしようのない無念をのんで亡者ととなった早良親王の死霊(安西篤子)
グラビアと記事
潮の香に古代ロマン漂う日南海岸 ふるさとの歴史(121)(本誌編集部)
歴史トピック(84) 奥羽の独眼竜 政宗三百五十年祭大法要(逸見英夫)
日本の塔(85) 瀧光徳寺五重塔(高梨英夫)
藩史ものがたり彦根藩(下) (徳永真一郎)
古城・館址探訪(130) 長門国(上)(清水唯夫)
わが家系を語る 大坂陣東軍勇士の一族 奥田家(奥田秀久)
カラーセクション
劇画日本史 ―藤原広嗣の乱(甲良幹二郎)
古典文学紀行 出雲国風土記と出雲(加藤 ケイ)
吉備の古代びと 吉備真備(中)(神野力)
郷土料理たべあるき(20) 〈京都、祇園会、鱧の味〉(友竹正則)
まげもの専科(137) <始めご新造あと奥様>(稲垣史生)
紋章百話(77) 〈黒田さんは白餠か黒餅か〉(丹羽基二)
甲州街道独歩(4) 〈布田五宿〉(円谷真護)
世界古代怪奇物語(5) <頭の扁平な人>(李家正文)
史伝 上杉謙信 第十九回(桑田忠親)
特別読物 聞き書き 金峯山の風穴(下)(林清継)
特別寄稿 明末の北京陥落二話(林亮)
歴旅情報コーナー
連載小説
千姫絵姿 第五回(澤田ふじ子 画:東啓三郎)
戦士の賦 土方歳三 第十回(三好徹 画:大竹明輝)