プラネタリー・ブックス13 古代金属国家論 内藤正敏、松岡正剛 工作舎

1980年 13.7×21.0 P109 表紙少スレ、少イタミ、背ヤケ 小口および扉・末尾ページ端ヤケ、時代シミ

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1980年 13.7×21.0 P109 表紙少スレ、少イタミ、背ヤケ 小口および扉・末尾ページ端ヤケ、時代シミ

山岳信仰や金属技術などをめぐる内藤正敏と松岡正剛の対談。

第1談 山岳信仰と修験道
 古代日本の全体構造を象徴する「ヤマ」
 霊山の植相が明かす古代修験の謎
 「ヤマ」と「モリ」に山岳信仰の発生を観る
 阿弥陀ヶ峰をめぐる秀吉と家康の闘い
 最古のマジシャン役小角こそ山伏の祖先だった
 「ヤマ」はタオイズムの流出現場でもある

第2談 出羽三山と煉丹術
 山伏こそもう一つの“隠された国家”だった
 中国道教の古代科学と即身浄法
 煉丹術の神秘は生と死の可逆反応にあった
 鉱物の結晶世界を秘めた修験道

第3談 山相秘録としての国家論
 山は巨大なサナギである
 大仏造営の国家論的必然性
 場所のポテンシャル・エネルギーを読む
 大仏は華厳国家の象徴でもあった


第4談 奥州戦争と平泉黄金マンダラ
 北方の脅威と日本の武力的構造
 平泉黄金マンダラに封印された、ミイラは“超大仏”だった
 義経は山伏集団のリーダーの一人だったか
 “即身仏アジール”は中間領域の逆襲のバラードである

内藤正敏が選んだ一〇〇集
エピローグ・遊談者紹介
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