1986年 14.3×22.0 P266 表紙汚れ、スレ、少イタミ、下角僅破れ、背一部破れ 小口少汚れ 見返し開きグセ
全266ページのうち特集207ページ。
目次:
【連載偽書渉猟2】中国語版『イコノロギア』について ユエ氏批判を軸にして(松枝到)
【連載】私のプリニウス(澁澤龍彦)
【詩】
遭難(吉田文憲)
くみちゃんのパンツ(塔島ひろみ)
【新連載 ポスト·モダンの文学1】U・エーコ『薔薇の名前』(富山太佳夫)
【連載 えぶりしんぐ14】さる会合のスピーチのためのノート ―「なぜかくか、なぜよむか」と問われて……(安野光雅)
特集 ジョルジュ・バタイユ
【一九三〇年代のバタイユ】無頭の共同体にむけて(バタイユ 訳:西谷修)
【バタイユと現代】
一九八六年 ―バタイユ(出口裕弘)
徹底討議 裸体のバタイユ(中沢新一、浅田彰)
【バタイユの誘惑】
フアシスムに魅された男(スヴァーリン 訳:岩野卓司)
死の自覚あるいは死の不可能性(丹生谷貴志)
光にほかならぬ夜(宇野邦一)
曙光 J・Bへ捧げる断簡と詩篇(正津勉)
【笑うバタイユ】裸形の供犠へ(里見達郎)
【バタイユという〈事件〉】
物質的恍惚のために(西谷修)
投ゲ出サレタ肉体(内田隆三)
【内的体験という〈外部〉】
内的経験の位相(湯浅博雄)
好運(若森栄樹)
【バタイユとクロソフスキー】
「コントル・アタック」から「アセファル」へ(クロソフスキー 訳:高橋純)
無=神学の理路 クロソフスキーの証言から(高橋純)
【秘密結社「アセファル」とは何か?】
秘密結社「アセファル」 ―プログラム/森での「出会い」のための手引き(バタイユ 訳:西谷修)
新たな神話にむかって 予感と疑惑(ヴァルドベルグ・R・ルベル 訳:上野俊哉)
インタヴュー 『アセファル』あるいは秘密結社という幻想(A・マソン、P・テヴナン 訳:中沢信一)
【バタイユの生と死】
オフセット錯乱の狭間の生
自伝ノート
【連載 ユーラシア世界の漂泊彷徨者たち2】遊俠の徒と遊行者と(杉山二郎)
【連載 もうひとりのわたし14】出逢い(岸田今日子)
【対話批評 アールポエティック】ひとが言葉を紡ぎはじめるとき(松浦寿輝、朝吹亮二)
【今月の作品】
【われ発見せり】ポルトガル語のセンティメンタルな逸脱(菅啓次郎)