昭和49年増補版 菊判 P350 帯少スレ、角少破れ、背少ヤケ函僅イタミ 本体表紙少反り、僅汚れ P34・35・94・95シミ汚れ
“ランボオの生涯と作品のすべてにわたり多角的な照明を試みる
ランボオ入門の決定版
西脇順三郎/寺田透/吉田健一/清岡卓行/高橋新吉/井上究一郎/山本太郎/富岡多恵子/長谷川四郎/飯島耕一/渋沢孝輔/ブランショ/バシュラール/アルトー/ボンヌフォア他執筆”(帯文)
目次:
乞食たち/喪われた毒(ヌーヴォー 訳:鈴村和成)
ランボーの爆薬(コクトー 訳:中條忍)
ランボーと近代の詩人たち(アルトー 訳:鈴村和成)
一八七一年に(シャール 訳:鈴村和成)
ランボオの母音(バシュラール 訳:秋枝茂夫)
ランボーという男(富岡多恵子)
ランボオ断章(粟津則雄)
ランボーの幻影(窪田般彌)
『酔いどれ船』は船出したのか(花輪莞爾)
アルチュール・ランボオ(マラルメ 訳:新納みつる)
酔いどれ船同乗記(長谷川四郎)
ランボーの詩(井上究一郎)
ランボーを読みながらの手記(飯島耕一)
ランボー現象(渋沢孝輔)
日光菩薩ランボー(西脇順三郎)
ランボオの詩(吉田健一)
ランボオのヴェルレーヌ体験(新納みつる)
永遠の新しさの秘密(寺田透)
ランボオの睡り(ブランショ 訳:粟津則雄)
最後のフーガ(清岡卓行)
クリメン・アモリス(愛のあやまち)(ヴェルレーヌ 訳:新納みつる)
地獄の位置に関する一考察(山本太郎)
ランボーについて(シュアレス 訳:清水茂)
教材としてのランボー(篠沢秀夫)
ランボーと禅(高橋新吉)
極私的ランボー潜り(鈴木志郎康)
南方憧憬論(竹内健)
ランボオ論の系譜(ボンヌフォア 訳:朝比奈誼)
放浪書簡集偶感(鈴村和成)
ランボーの史的歴程(レイモン 訳:山口佳己)
ランボーとクローデル(中條忍)
ランボーの沈黙(ブロッス 訳:有田忠郎)
途方もない通行者(ブロンダン 訳:小浜俊郎)
ランボーにおける二つの時間(山本功)
燃えたつような、ランボオの無限の悲歎(フォラン 訳:奥村大三郎)
ランボオの足跡をたどって(ヌーボー 訳:奥本大三郎)
ランボーのシルク・ハットをめぐって(ドーテル 訳:植田祐次)
アルチュール・ランボオ詳細年譜(編:山口佳己)
ランボオ研究主要参考文献(編:山口佳己)
編者あとがき(粟津則雄)