1983年 A5判 P168 表紙スレ、汚れ、少キズ、背少破れ 小口少ヤケ ページ角僅折れ跡
全168ページのうち特集69ページ
目次:
【連載】
遥かな都 アレクサンドリア小誌5 しかしそれは暖かい詩的な日のことで (池澤夏樹)
パフォーマンスの銀河系3 ジャック・スミスの一人演劇(寺山修司)
Essais Oniriques 3 夢を誰が語りうるか(天沢退二郎)
【思潮】
〈つくりズム〉という精神病理(小此木啓吾)
科学の知とパフォーマンス(石黒毅)
芸術的意識の深層構造 あるいは、短歌における〈テキスト世界〉について(磯谷孝)
【現代風景論】オシリス、石ノ神6 サボテン(吉増剛造)
【作品】
「光の囚われ人」他一篇(飯島耕一)
帝国大学通り(宗左近)
濡れている樹木(辻征夫)
時に岸なし17 かつてはさまざまの酔楽園が(岡田隆彦)
破顔 愛隣2(正津勉)
特集 ジャズ・パワー
【対談】ジャズの奪還 いま、ジャズ的なものはどこにあるか(間宮芳生、佐藤允彦)
【ジャズからの衝撃】
ズバリ、詩とジャズ 純粋さとエクスタシイはどこに(諏訪優)
ジャズならなんでもいいのだ グレン・ミラー(渡辺武信)
これ以上、堕ちることもない ビリー・ホリディ(清水昶)
ジャズの向こうに風景が見える オーネット・コールマン(中上哲夫)
イパネマの娘の風 向井滋春(岡田隆彦)
音と声の発生現場 言葉と楽音はどう生きるか(三好豊一郎)
ジャズの不安 ジャズの適応はどこへゆくか(川岸則夫)
大きなもの 小さなもの ジャズはなぜ持続できなかったか(ねじめ正一)
「詩」も「ジャズ」も死んで 死とジャズのパワーはどこに(友竹辰)
【論考】
アンソニー・ブラクストンとデレク・ベイリー 形式の拡張とプロセスの肯定(清水俊彦)
コールマンとマイルス(清水和富)
何が今日のジャズなのか コルトレーン以後のジャズ状況(副島輝人)
黒人居住区のなかの奇妙な幻影(久保田二郎)
ジャズによるニューヨーク(杉山和紀)
「音楽」との遠い距離(高柳昌行)
ひと皮ぬけば、赤く燃えたぎる肉(翠川敬基)
死は永遠のジャズ(近藤等則)
ポスト・フリー イースタシア・オーケストラのめざすもの(藤川義明)
ブームのなかでのアイデンティティ(大野えり)
詩とジャズのパフォーマンス(白石かずこ)
いま、森山威男vs坂田明の時代だ(奥成達)
フュージョンって便利な言葉だ(高平哲郎)
植民地に生れた混血児・ジャズ(斎藤憐)
・・・ほか