
2014年 四六判 P223 帯付
小泉八雲のルーツを訪ねる旅の途上で見聞きし、体験した出来事。あるいは八雲の手記・書簡などに見られるさまざまな話と、それらに関連して小泉家で語られてきたエピソードなどを、八雲の曾孫にあたる著者が思い出すまま綴る。
“小泉八雲の曾孫が語り尽くす
八雲没後も一族に伝わる“怪談”
子孫の目の前で起きる“怪異””(帯文)
目次:
はじめに
第1章 キャサリンから聞いた話
第2章 キシラ島二つの奇跡
第3章 続くギリシャでの邂逅
第4章 異界への想像力 ―アイルランドの不思議な出会い
第5章 クレオールの霊性
第6章 ハーンは狐? 小泉セツを育んだ松江の霊性
第7章 怪談のまち松江
第8章 カラスの因縁
第9章 鷲に守られる家
第10章 父の魂のいたずら
第11章 如意輪観音の呪い
第12章 お化け屋敷の思い出
第13章 七つまでは神のうち
第14章 怪異断片
第15章 「凡」の因果
あとがき