1978年 14.3×22.1 P262 表紙および小口ヤケ、少汚れ
全262ページのうち特集178ページ。
目次:
【ホビーの谷間】ウィスキー(梅田晴夫)
【メルヘン・ランド】優しい幕間(立原えりか)
【山猫通信】ルイスとアリス(長谷川四郎)
【神話空間の詩学】凧を揚げる少年(高橋英夫)
【詩】
ふたつの風景(中村稔)
東京縁起(荒川洋治)
特集:埴谷雄高
【エッセイ】
埴谷さんとのつきあい(島尾敏雄)
永遠の生命と無限の未来(小川国夫)
初対面その他(藤枝静男)
埴谷さん(吉行淳之介)
宇宙人の優しさ(北杜夫)
ジンの憂鬱(開高健)
埴谷雄高における〈憂愁〉(辻邦生)
埴谷さんとの出会い(加賀乙彦)
〈近代文学〉終刊の頃(立原正秋)
好敵手(結城昌治)
妄想の小説(飯島耕一)
箴言―雄高のいる風景(磯田光一)
【対談】文学と学問(埴谷雄高、丸山真男)
【エッセイ】
浜通りパアテイ(草野心平)
神になりたい埴谷雄高(山室静)
一九三〇年代と埴谷(小田切秀雄)
鉄の時代(松田道雄)
紺飛白の埴谷雄高(中薗英助)
小さな回想(中田耕治)
バーの垂訓(石堂淑朗)
【対談】埴谷雄高を語る(秋山駿、湧谷秀昭)
【評論】
「闇のなかの黒い馬」をめぐって(粟津則雄)
永久革命と夢想(松本健一)
埴谷雄高論のためのノート(渡辺広士)
不可視の象形文字(篠田浩一郎)
無限と神聖(菅谷規矩雄)
存在と不快(諸田和治)
埴谷雄高と〈永遠者〉(森川達也)
「闇のなかの黒い馬」の構造(柳父章)
埴谷雄高のスキャンダル(宮内豊)
埴谷雄高と駒井哲郎(飯吉光夫)
「死霊」第五章(芹沢俊介)
評伝 埴谷雄高(白川正芳)
埴谷雄高著作解題(立石伯)
【評論】 ジョイス論(ズヴェーヴォ 訳:西永良成)
【ユリイカ詩書批評】杉山平一 ぜぴゅろす(窪田般弥)
【海外通信】二つの詩(鍵谷幸信)
【マゾッホの世界】アルマン体験(種村季弘)
【連載】断章(大岡信)
【解放区】
【われ発見せり】好対照一対(大西赤人)