昭和48年 A5判 P606 函僅時代シミ 本体セロハンカバー付 表紙少シミ 月報付
監修:岩村忍、入矢義高、岡本清三
校訂:飯倉照平
装幀:原弘
目次:
新聞随筆 {田辺随筆 (白蟻/ほか7篇)/田辺通信(オニゲナ菌/ほか14篇)/南方先生百話(金屏風と米騒動の話/ほか2篇)/緊急広告/緊急広告に酷似の表示/菌学に関する南方先生の書簡/自然保護に関する南方先生の書簡(2篇)/『万呂村天王池養殖談』を読む/岩田村大字岡の田中神社について/三郡製紙会社設立許可条件について/三郡製紙会社に関し謹告/田辺町湊村合併に関し松本県知事に贈れる南方先生の意見書/南方熊楠翁の書簡/新庄村合併について/オガタマの木について/防火樹/花咲く庭木の話(四月に咲く花/ほか3篇)/草花伝説/草花の話(五月に咲く草花/ほか3篇)/紀州田辺の生物/小篇(周参見から贈られた植物について/ほか4篇)/人魚の話/財産分けの話/兎と亀との話/鳥を食うて王になった話/鼠一疋持って大いに富んだ話/東牟婁郡請川村の須川氏について/魚の口より銭を得た話/小篇(竹馬およびホニホロ/ほか2篇)}
未発表手稿 (大きな蟹の話/安宅関の弁慶/人死する前に葬送現わるること/人死する前に哭く妖精/自分を観音と信じた人/巫が高処に上る/神の男女を誤る/俵の字/仏が癩人と化現したこと/吝嗇漢を放蕩に導いた神/アンコルワットの戯書者について/与次郎人形とお花独楽/古谷氏の謝意に答え三たび火斉珠について述ぶ(上)/春駒/猫又/穴一つで男と女を捕えた話/釜煎りの刑/坊主と御殿女中/失うた帳面を記憶力で書き復した人/筑摩の鍋かぶり/夢違いの獏の札/名古屋山三郎/お万の方/紙子について/小篇(無帽者と浮島/ほか14篇)}
南方翁と日照権(杉村武)
月報:
南方先生と牟婁新報(荒畑寒村)/南方さんとヒガンバナ(前川文夫)/南方熊楠先生追想記(五)(雑賀貞次郎)/資料12 南方随筆と続南方随筆(蘇峰生)