2004年2刷　四六判　P253 カバー少汚れ、上端少イタミ　数ヶ所に僅ページ開きグセ

ニーチェ、カント、ヘーゲル、プラトン、アウグスティヌス、アルトー、ゴッホ、ヘルダーリン、バルザック、ムージル、１７世紀ヨーロッパのグロテスク趣味、マルクス、デュシャン、ポップ・アートなど、古代から現代までの哲学・歴史・芸術・文学を縦横無尽に引用しつつ「美学」について考察した、著者の処女作となる評論集。

目次：
第一章　このうえなく不気味なもの
第二章　フレンホーフェルとその分身
第三章　趣味人と分裂した弁証法
第四章　驚異の部屋
第五章　「詩についての判断は詩よりも価値がある」
第六章　自己を無にする無
第七章　略奪は顔貌《かんばせ》のごとく
第八章　ポイエーシスとプラクシス
第九章　芸術作品の根源的構造
第十章　メランコリーの天使

原註
訳注
解説　アガンペンへのもうひとつの扉―詩的なるものと政治的なるもの
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主要人名索引