昭和47年2刷 A5判 P215 函角僅イタミ、背少ヤケ 本体元パラヤケ、汚れ、折れ跡、端少イタミ 三方色染
昭和47年2刷 A5判 P215 函角僅イタミ、背少ヤケ 本体元パラヤケ、汚れ、折れ跡、端少イタミ 三方色染
“毒と毒殺の冷たいエピソード……毒の果たした戦慄のタピストリイ……古代から現代までの毒薬のモチーフで織り出す文化史。”(宣伝文)
“本書は、ただ歴史上にあらわれた有名無名の毒殺事件やら、犯罪史上に名高い毒殺者の肖像やら、各時代のすぐれた学者の説やら、毒薬をめぐる奇事異聞やら、魔術と科学が混淆していた暗黒時代における妖しい毒のエピソオドやらを、著者の好みと選択によって、雑然と集録したものにすぎない。…”(本書「序」より)
函、表紙、見返し、天地小口まで緑色で統一された装幀。
なお本書を含む「手帖」シリーズ3冊(黒魔術の手帖、毒薬の手帖、秘密結社の手帖)はすべて同様の趣向で装幀されており、『黒魔術の手帖』は黒色(見返しのみ赤色)、『秘密結社の手帖』は赤色(見返しのみ黒色)で統一されている。
⇒[『黒魔術の手帖』商品ページを見る]
⇒[『秘密結社の手帖』商品ページを見る]
目次:
古代人は知っていた
血みどろのロオマ宮廷
マンドラゴラの幻想
ボルジア家の天才
聖バルテルミイの夜
ふしぎな解毒剤
ブランヴィリエ侯爵夫人
黒ミサと毒薬
毒草園から近代化学へ
砒素に関する学者の論争
さまざまな毒殺事件
巧妙な医者の犯罪
集団殺戮の時代