1981年初版 文庫判 P531 カバー僅スレ、背僅ヤケ 小口からページ端にかけてヤケ
1981年初版 文庫判 P531 カバー僅スレ、背僅ヤケ 小口からページ端にかけてヤケ
“グローバルな視野をもった生態学的文明史家として、世界人権宣言や世界連邦政府のキャンペーンを展開した楽観主義的な啓蒙思想家として、あるいはSF分野を確立した先駆的作家としての巨人ウエルズ、その千の目、千の舌の全貌が一望のもと収まるよう意図して編まれた傑作中短篇集。
ある沼沢地を中心に広がっていく恐怖、人々の精神錯乱、殺人の拡大を描いた奇妙な味わいのあるサイキックな怪談『クローケー・プレーヤー』をはじめ『星』『ダヴィドソンの眼の異常な体験』『手術を受けて』『この惨めな靴』『盲人の国』『溶鉱炉』『くぐり戸の中』『最後の審判』『近い将来の物語』『いやな奴』など本邦初訳を含めて収めた読者垂涎の作品集。”(カバー裏紹介文)
目次:
星/この惨めな靴/いやな奴/ダヴィドソンの眼の異常な体験/手術を受けて/近い将来の物語/盲人の国/怪鳥イーピヨルニス/くぐり戸の中/愛の真珠/最後の審判/溶鉱炉/クローケー・プレーヤー
ウエルズ小論(編:浜野輝)