1988年 四六判 P254 函および本体表紙ヤケ、少汚れ
1988年 四六判 P254 函および本体表紙ヤケ、少汚れ
『暮しの手帖』初代編集長として知られる花森安治の活動、仕事についての姿勢、学生時代や大政翼賛会時代、「暮しの手帖」創刊前後のエピソードなど。
目次:
編集長の二十四時間
{伝説の人/暮しの手帖研究室/おかずの学校/三つの机/編集会議/編集部員/陽性の癇癪もち/花森の文章哲学/「手帖通信」/しかられた社長}
大学卒業まで
{生いたち/松江高校時代/「帝国大学新聞社」時代/「パビリオ」時代}
大政翼賛会のころ
{大政翼賛会宣伝部/幻のポスター/報道技術研究会/「欲しがりません勝つまでは」/庶民感覚のなんでも屋/宝塚歌劇/もうひとつの見方/戦後への屈折}
「手帖」創刊の前後
{女の役に立つ出版/ベストセラー「スタイルブック」/「美しい暮しの手帖」へ/「一流の偉い先生」が執筆者/広告収入のない雑誌/スカート神話の虚実/編集も行商も/三羽烏の交友}
商品テストへの挑戦
{前人未踏の分野へ/象徴ブルーフレーム/しろうとが編み出したテスト方法/三種の神器のテスト/完全主義のテスト/アメリカ製品の凋落/「コンシューマー・レポート」の教訓/花森の性格と商品テスト/「水かけ論争」の勝利}
一銭五厘の気概
{戦争についての発言/一銭五厘の旗/死の予兆/花森安治の遺産}
あとがき