2009年9刷 文庫判 P241 カバー僅イタミ 末尾目録ページ折れ跡
2009年9刷 文庫判 P241 カバー僅イタミ 末尾目録ページ折れ跡
“論理的な説明をこえ、自由で知的な作品を展開し続けたマルセル・デュシャン。革新的な作品の数々はもちろん、その思想や問題提起に触発され豊かな実りを生んだ芸術家はジョン・ケージら数知れない。〈幸運にめぐまれました〉にはじまり、〈私は幸せです〉に終わるこのインタヴューは、希代の芸術家の生き方と感情、創造に向かって生きた言葉で開かれている。なぜ作品制作を放棄したのか、ガラスを使うというアイデアはどこから生まれたのか、もっとも親しかった友人は……。複雑で簡明、常識的で崇高、不思議と明るく、あっけらかんとした生の展開を通して、ある高度な精神的態度が力強く貫かれていく軌跡。”(カバー裏紹介文)
目次:
《まったく驚くべき一生》(ピエール・カバンヌ)
八年間の水泳訓練
何か別なものへの窓
『大ガラス』を通りぬけて
働くよりも呼吸していたい
カフェのボーイの生活をおくっています
原注
あとがき
文庫版あとがき