1985年　四六判　P229　帯折れ跡、背ヤケ　カバー端僅イタミ、内側時代シミ　天・小口少汚れ

“断片と全体
失墜と飛翔
頽廃と秩序
幻想と現実
孤独と愛情
さまざまな時代の多様な表現に通底する〈マニエリスム〉の迷宮に踏み入り、文化の死と再生の秘法を解き明かすスリリングな論考。”（帯文）

目次：
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万有浮力の法則　あるいはファブリツィオ・クレリチの華やぐ知識
球体詩人のメランコリア

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K・ケレーニイと迷宮の構想
ある迷宮物語 70

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幻想、夢　―理性
呪われた跛者たち
神話的職人と女性的なもの
足の話

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犯された無垢　H・・フュスリのアフォリズムについて
手袋の裏　クリンガー『ある手袋拾得に関するパラフレーズ』を読む
ショーペンハウアーとローラースケート
孤独の復活

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大ギリシア文化とマニエリスム
断片からの世界　記憶術の横面について

あとがき