1971年　14.2×22.1　P150　表紙および小口時代シミ　背イタミ

全150ページのうち特集98ページ。

目次：
【ミソ・ウトポス】　サスケハナ計画（由良君美）
【コミック・ワールドの人気者と異端者たち】　ロック＝ベルニーとロジェ・ブシノーの「女の地理学」という変てこな本（植草甚一）
【悪魔のいる文学史】　シャルル・クロス（澁澤龍彦）
【詩】　海嘯（石原吉郎）／熱と理由（佐々木幹朗）／乱暴に起こされた（藤井貞和）／吾が夜の虹（阿久根靖男）／水音のように（米村敏人）／ながい冬の間の入江で（望月昶孝）
【短篇】　偶然の目（鮎川信夫）
【連載】　断章（大岡信）

【増頁特集　カフカ】
　【エッセイ】　断食芸人（長谷川四郎）／カフカへの回想（堀川正美）／フランツ・カフカ（宮本忠雄）／わたしの心配（金井美恵子）
　【研究】　フランスにおけるカフカ（渡辺広士）／カフカ研究におけるいくつかの問題点（城山良彦）
　【共同討議】　フランツ・カフカを求めて（粟津則雄、城山良彦、辻瑆、中野孝次）
　【研究】　ユダヤ人カフカ（谷口茂）／将軍の見たカフカ（中野孝次）／異説カフカ論（ウィルソン　訳：中川敏）／カフカの七つの部屋（辻瑆）
　【作品論】　変身（樋口大介）／ミレナへの手紙（菅谷規矩雄）
　【資料】　カフカ研究参考文献／年譜（編：中野孝次）

解放区（森沢友日子、谷岡誠、田村治芳、酒仙）
【われ発見せり】　小鳥を飼って（吉岡実）