昭和16年8刷、13年1刷 P309、244 各巻全体に経年によるヤケ、時代シミ、少イタミ 上巻本体背僅剥がれ 下巻見返しラベル貼付
目次：
【正巻】
第一章 緒言
第二章 勘の字義
第三章 認識及び判断に関連して表はれる勘
第四章 リンドヴォルスキーの先覚性図式
第五章 直覚
第一節 哲学的認識の方法としての直覚
第二節 直覚の心理学的考察
第三節 ディプリーの直覚説
第四節 結語
第六章 下意識（無意識）
第一節 意識の要請と下意識
第二節 下意識の意義
第三節 下意識の説明に関する学説（一）
第四節 下意識の説明に関する学説（二）
第五節 著者の立場から見た下意識
第七章 動作及び意志過程に於ける勘（一）
第八章 動作及び意志過程に於ける勘（二）
第九章 剣法の極意
第一節 剣法の精神
第二節 禅家より観たる剣法
第三節 剣法者の剣法
第四節 結語
第十章 役者論語に現はれたる覚
第一節 稽古と舞台
第二節 常の大事
第十一章 世阿彌の芸術
第一節 花（幽玄）と種（態）
第二節 芸の条件としての素質意志及び師、無主風有主風、見聞心と皮肉骨
第三節 正しき感と無、正位心、妙及び咸
第四節 為手と見手（看客）との關係、時節感當、男時と女時
第五節 結語
第十二章 荘子の解釈
第一節 老子と荘子
第二節 道
第三節 忘
第四節 技の妙（一）
第五節 技の妙（二）及び観相
第六節 機心
第十三章 禅の見方
第一節 伝心法要と臨済録
第二節 本心と見聞覚知
第三節 忘相忘境忘心と菩提
第四節 心心不異と解脱
第五節 臨済録の特色
第六節 無依の道人
第七節 無事
第八節 四料簡
第九節 境の超越と無住心
第十節 禅と生活
第十四章 心理学の定義及び覚の概念規定
第十五章 覚の具体的意義
第十六章 覚の質
第十七章 覚の成立条件
第十八章 覚自証の生理的基礎に就いて
索引
【続巻】
第一章 回顧と展望
第二章 物の見方と那一点
第三章 心の力学―対象論
第一節 序論
第二節 具体的な対象について
第三節 抽象的な対象について
第四章 心の力学―本質論
第一節 直指と覚
第二節 『漫遊雑記』と古医道
第三節 客観的同一性と主観的同一性
第四節 学習の主観的意味
第五章 八面六臂の心の働き
第一節 聖��太子の裁決
第二節 実験
第三節 副意識と無意識
第四節 分極説
第六章 直指と分極作用との關係
第七章 盲人に於ける勘
第八章 機
第九章 感情生活と勘
第一節 感情の複雑性
第二節 社会生活と感情生活
第三節 文芸作品の鑑賞
第十章 結び
第一節 職業と仕事
第二節 仕事の心理学的意義
第三節 平凡に含まれる聖なるもの
第四節 教育の理想
第五節 誠
索引
