ギリシアの泉 シモーヌ・ヴェーユ 訳:冨原眞弓 みすず書房

1992年2刷 四六判 P262+索引P9 帯付 カバー僅汚れ、端ヤケ、僅イタミ 小口時代シミ

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1992年2刷 四六判 P262+索引P9 帯付 カバー僅汚れ、端ヤケ、僅イタミ 小口時代シミ

“シモーヌ・ヴェーユは少女時代から「人間の不幸」に対する痛切な思いをもちつづけていた。〈略〉わずか34年の生涯のあいだに書かれた数多くの論文やノートには、自己の無化に到達するために超越=神をもとめようとしたヴェーユの思索の軌跡が、あざやかに刻まれている。
 本書は、古代ギリシアに関するヴェーユの論文や断片を集めたものである。『イリアス』や『アンチゴネー』は、力の専制を認めたうえで、人間の悲惨を痛恨をもって感じとらなければ、愛も正義もありえないことをしめした稀有の実例とされる。混迷と価値の喪失の時代を生きたヴェーユにとって、どれほどみじめな境遇にあっても、自分たちは至福のために生まれてきたのだと確信していたギリシア人たちは、つねに目標であったのだ。
 「プラトンにおける神」は本書の圧巻であろう。プラトンは哲学体系の創始者ではなく、ギリシア全土を潤していた宗教的諸伝承の総合をなしとげた神秘家とみなされる。…”(カバー裏紹介文より)

目次:
編者注

【I】
『イリアス』 あるいは力の詩篇
ゼウスとプロメテウス
エレクトラの嘆きとオレステスの認知
『アンチゴネー』
『エレクトラ』
メレアグロスの『春』

【II】
プラトン
 プラトンにおける神
 『テアイテトス』について
 『ファイドロス』について
 『ファイドロス』と『饗宴』について
 『ファイドロス』抜粋
 『国家』について

ヘラクレイトス
 断章の翻訳
 へラクレイトスにおける神

クレアンテス、フェレキュデス、アナクシマンドロス、フィロラオスにかんする覚書

訳者あとがき
索引
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