イギリス文学の伝統と現代 スウィフト、ジョイス、マードック、スパークを中心に 小辻梅子 荒竹出版

昭和53年 四六判 P324 全体に経年によるヤケ 函背少破れ 帯背ヤケ大、下端折れ跡

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昭和53年 四六判 P324 全体に経年によるヤケ 函背少破れ 帯背ヤケ大、下端折れ跡

“イギリスの四人の小説家
スウィフトやジョイスのないイギリス文学ないしヨーロッパ文学は考えることはできません。著者はマードックやスパークにも深い関心を示しています。いずれも学問的関心に立っていて、日本の英文学研究の水準も広くなったものだと敬服します。(荒正人氏「序文」より)”(帯文)

目次:
序文(荒正人)

序論 スゥィフトからスパークまで
 一 イギリス文学史小論 ―小説を中心として
 二 スウィフト、ジョイス、マードックおよびスパークの共通性と個別性
 三 雑種性、諷刺の性格と自我の追求

一章 スウィフト
 一 「書物戦争」 {一 「書物戦争」までのスウィフト/二 「書物戦争」}
 二 『桶物語』と若きスウィフト {一 執筆の動機/二 「桶物語」/三 「脱線」/四 『桶物語』の意図と結果}
三 『ガリヴァ旅行記』 ―リリパット渡航記
 {一 リリパットの成立ち ―とくにガルガンチュワ、パンタグリュエルとの対比/二 「内閣から子供部屋まで」/三 政界諷刺}
四 『ガリヴァ旅行記』の諏刺的性格について
 {一 スウィフトの立場 ―対立する二つの価値/二 ガリヴァとスウィフト/三 近代学者批判、不死の恐れ/四 ガリヴァとフウイヌム/五 ガリヴァの変貌}

二章 ダブリン ―ジョイスとマードック
 一 『ダブリナーズ』 {一 「麻痺《パラリシス》/二 「麻痺」の蔓延/三 「死せる人々」}
 二 ジョイスとマードックのダブリ ン {一 はじめに/二 幼年/三 青春期/四 イヴォンヌと『ダブリナーズ』の青年たち}
 三 ダブリン散歩 {一 聖パトリック寺院とスライゴー/二 イヴォンヌとともに}

三章 現代イギリス女流作家 ―マードックとスパーク
 一 アイリス・マードック『網のなか』 {一 アプローチ/二 ピカレスク小説、ビルドゥングスロマンとしての性格/三 人物論/四 悲劇性と喜劇性}
 二 ミューリエル・スパークの短篇におけるペルソナの問題 {一 はじめに/二 「ポートベロ通り」/三 「バンバン殺ったぞ!」/四 むすび}
 三 「ゴウ・アウェイ・バード」 {一 主題/二 主筋を中心とした構成/三 舞台と時代背景/四 人物論/五 登場人物と作者の視点の関係}
 四 ミューリエル・スパークの現在形小説 {一 なぜ現在形で書くのか/二 『運転席』/三 『邪魔しないで」/四 『イースト・リバー岸の暑い家』/五 『クルー女修道院長』/六 スパークにおける伝統}

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