昭和53年初版 P303 カバー少ヤケ 小口からページ端にかけてヤケ
昭和53年初版 P303 カバー少ヤケ 小口からページ端にかけてヤケ
“その薄汚れた男が奏でる音楽に、ドゥーリイは我を忘れた。蜜の様に甘く滑らかで、人心を妖しく揺り動かす音色。これこそ、町から町へ渡り歩くしかないクラリネット奏者ドゥーリイが、生涯をかけて探し求めていた音だったのだ。しかし、何としても男の楽器を手に入れたいと願う彼の一念は、やがて想像を絶する恐怖の中へと潰えて行く……。
鬼才F・ブラウンの遺作といわれる上記「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」を始め、R・ブラッドベリ「死人使い」R・マシスン「おれの夢の女」など、読者を悪夢の世界へ誘う傑作短篇を精選!」(カバー裏紹介文)
目次:
アイネ・クライネ・ナハトムジーク (フレドリック・ブラウン)
もう一人の子供 (オーガスト・ダーレス)
エステルはどこ? (エイヴラム・デイヴィッドスン)
こころ変り (ロバート・ブロック)
墓碑銘 (ブラッドリイ・ストリックランド)
週末の客 (レスリー・ポールス・ハートレイ)
海への悲しい道 (ジェラルド・カーシュ)
死人使い (レイ・ブラッドベリ)
特別配達 (ジョン・コリア)
子守唄 (チャールズ・ボーモント)
牝猫ミナ (ジャック・ヨネ)
特殊才能 (シリア・フレムリン)
おれの夢の女(リチャード・マシスン)