昭和55年 四六判 P446 帯少イタミ、背ヤケ 函ヤケ(特に背ヤケ大)、天地汚れ、イタミ 本体元パラ背ヤケ 表紙少時代シミ 月報付
昭和55年 四六判 P446 帯少イタミ、背ヤケ 函ヤケ(特に背ヤケ大)、天地汚れ、イタミ 本体元パラ背ヤケ 表紙少時代シミ 月報付
“くもりないレンズのような眼の前では現実の虚偽や虚飾は正体を暴露されてしまう。著者の鋭い文明批評的エッセイ集。”(宣伝文)
目次:
【岡本太郎の眼】
「岡本太郎の眼」はじめに
一月
{祭は生きがい―お正月/空白は跳躍台―目標/二十歳ではおそすぎる―成人式/美しい日本人として怒る―期待される人間像}
二月
{命をかける楽しみ―スキー/日本的天才をひらけ―文化財保護/東大幼稚園の母親たち―教育制度/政治感覚ゼロ―紀元節論議}
三月
{動物と人間の共感―えんぶり/顔を失った近代人―顔/自覚なしの便乗派―変節/闇と炎の神秘―お水取り}
四月
{人間不在の無気味な轟き―近代総力戦/透明な眼―青空/手放しの混乱―靴と下駄/その日限りの生命をひらききるお―花見/奇妙な国意識―港の投げ銭}
五月
{不当への憤り―子供対大人/レジャーにまで勤勉―堂ヶ島風景/民族的な特性―以心伝心/残酷な現実―ベトナム海兵大隊戦記}
六月
{茶の間の平和より世界の平和―女・子供に/現代人の制服―背広/貫いて敗れる人間の誇り―根性論の誤り/災難よけ流線型―前こごみ}
七月
{敗戦の夏―おみこし文化/抵抗の生きがい―モダニズム/本職は生きること―専門家/反人間考―オバケ/生命の衝動―子供の絵}
八月
{孤独について―カラス/とざされたモラル―愛国心/宇宙が叫ぶ―梵鐘・歓喜/炸裂する空間―スピード}
九月
{古雅なエロティスム西馬音内の盆踊り/勇気と情熱に欠けたリーダー―首相沖縄訪問/青春の噴出―モンキー/なれあいの不潔さ―動物愛護}
十月
{都市建設への提案―オバケ都市論/人はそのままの姿で美しい―順番をつけるな/さりながら・さればとて―一平・かの子/世界中の女・男と結ばれる―結婚式/もの言えば―沈黙する日本人}
十一月
{無条件の喜び―オモチャ/半身だけの現実―代用時代/色オンチ―独自に彩る生活/近代にスポイルされる―物の重み}
十二月
{ルールを守る側・破る側―政治の暴力/古池や……和歌・俳句論/いつでも新鮮―忘れることの美徳/ポトラッチの経済学―贈り物/再生の歓喜―フィナーレ}
【今日をひらく ―太陽との対話】
残酷な青春
{I 犯罪者青春論―全学連/若い英雄}
動き、感じ、考える
{お茶ののみ方/心の中の公園/あいさつ/ないんですけれど/ネクタイ・切符追放論/水争い/ゴミのあわれ/はらはらさせる美しさ/シャツスタイル/秋風の庭/存在の強弱/わかること、わからぬこと/文化の独自性/美術・東と西/カワヤ譚/生存者/エチケット/虚勢の影/演技・ドラマ・ドキュメント/夢のないやつは困る/うなるネオン/エジプト芸術の「永遠」/設計/女のいのち/たき火/明朗な祭/集団的な再生―新年}
【岡本太郎の挑戦するスキー ―白い世界に燃える歓び】
四十六歳からのスキー
私のスキー史
【にらめっこ】
食べ物に挑む
{食べ物に挑む/鮎の話/酒のうまさ/千鳥足のカラス/夏の味/ホロホロ鳥}
男女一体
{非道徳のすすめ/男女一体}
解説 “太陽の塔”そして・・・(小松左京)
解題に代えて
月報:岡本太郎さん(斎藤茂太)/愛読者カードから/岡本太郎(梅原猛)