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消えるヒッチハイカー 都市の想像力のアメリカ ジャン・ハロルド・ブルンヴァン 訳:大月隆寛、菅谷裕子、重信幸彦 新宿書房

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1990年7刷 A5判 P325 カバー背ヤケ 天・小口僅汚れ

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商品の説明


1990年7刷 A5判 P325 カバー背ヤケ 天・小口僅汚れ


「ボーイフレンドの死」「消えるヒッチハイカー」「鉤手の男」「バックシートの殺人者」「オーブンに入れられたペット」「下水溝のワニ」等々……、民俗学者である著者ブルンヴァンがアメリカの都市伝説について論じた一冊。
多くの実例を挙げ、地域・年代などによる類話バリエーションや、メディアによる伝播などに言及しつつ、フォークロアとしての“都市伝説”が持つ背景や意味について考察してゆく。
ページ下段に訳註、各章末に原註を付す。

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目次:
日本の読者へ
はじめに

1 古い伝説から新しい伝説へ
 {フォークロアとしての都市伝説/都市伝説の上演/「ボーイフレンドの死」/文化的シンボルとしての都市伝説/都市伝説の解読/第1章原註}

2 自動車にまつわる古典的伝説
 {「死人の車」/「女たらしのポルシェ」/道端の幽霊―「消えるヒッチハイカー」/第2章原註}

3 「鉤手の男」、その他の「こわい話」
 {みんな「こわい話」を聞いて育った/鉤手の男/「バックシートの殺人者」/「ベビーシッターと二階の男」/「ルームメイトの死」/「オーブンに入れられたペット(あるいは、赤ちゃん)」/第3章原註}

4 汚染、あるいは異物
 {恐ろしいものを見つけてしまう話/「髪の毛の中のクモ」/「ケンタッキーフライドラット」および、その他のムカつく話/「下水溝のワニ」/第4章原註}

5 盗まれし死体、死んだものへの畏れ
 {「包みの中に死んだ猫」/「おばあちゃんの遺体が消えた」/第5章原註}

6 おたのしみ、裸、悪夢
 {「セメント詰めノキャデラック」/RVの中の素っ裸/「切り離されたプルマン車」/ヌードまたまたヌード/「ヌードでびっくりパーティー」/まだまだ、ヌード/「暗闇で一発」/第6章原註}

7 いんちき商売
{「レッドヴェルヴェット・ケーキ」/「毛布の中の蛇」/第7章原註}

8 生まれ続ける都市伝説
 {「安上がりな車」/ピッカピカのヴィンテージ車/幽霊トラック野郎と「幽霊旅客機」/「ダンスホールの悪魔」/おかしなできごと/幼時誘拐/第8章原註}

おわりに
補遺・都市伝説の収集と研究

解説 「都市」とフォークロア(大月隆寛)
訳者あとがき
索引

その他の詳細情報

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