2013年 B5判 P95 帯端少イタミ
2013年 B5判 P95 帯端少イタミ
「別冊太陽」の姉妹篇として刊行されたシリーズ「太陽の地図帖」の20冊目。
“なぜ人は、焼かれ、切り刻まれ、朽ち果てなければならないのか―。
人間誰しも死後に墜ちる、凄惨な地獄の世界、そのすべて。”(帯文)
目次:
細野晴臣僕たちは、地獄に生まれた。
【巻頭言】なぜ、われわれは地獄絵を観るのか? その成立から世俗化まで(文:加須屋誠)
国宝探訪 地獄八景(文:加須屋誠)
「地獄草紙」
「北野天神縁起絵巻」
「聖衆来迎寺本六道絵」
【地獄観念の生みの親】恵心僧都源信への旅
【大和・長岳寺 北川慈尚の絵解き講座】死んだらどうなるのか。
【品川・長徳寺閻魔堂の六道絵】異界のパッチワーク
東京23区 ゑんま堂MAP
辛酸なめ子の東京ゑんま堂めぐり記
{大宗寺/源覚寺(こんにゃくゑんま)/法乗院深川ゑんま堂}
【生と死へのまざなし】餓鬼、病、死体の世界(文:山本聡美)
「餓鬼草紙」
「病草紙」
「九相図」
【鳥辺野、蓮台野、化野】京都「六道」の地をめぐる
COLUMN:ニッポン地獄紀行
1 和歌山 熊野三山 熊野比丘尼が運んだ地獄絵
2 神奈川 鎌倉 鎌倉彫刻で知る「十王」の世界
3 埼玉 春日部 浮彫地獄図と曼陀羅堂開帳
4 大和・讚岐 縁起絵の中の地獄
5 静岡 沼津 白隠さんが描いた閻魔王