1991年 A5判 P361 帯スレ、端イタミ カバースレ、少汚れ、少イタミ、凹み痕 天時代シミ多 裏遊び紙剥がし跡
1991年 A5判 P361 帯スレ、端イタミ カバースレ、少汚れ、少イタミ、凹み痕 天時代シミ多 裏遊び紙剥がし跡
“雪が凍る! 雪橇曳きが始まる
かつて、雪橇曳きは雪にとざされた村々の唯一の現金収入源であった。
修羅、大持などの大橇を曳いて、また竹や藁で作った橇を駆って雪国の男たちは厳しく、激しい労働にたちむかった。雪橇曳きの古老を訪ねて10年。今ここにその全貌を記す。”(帯文)
目次:
【第一部 雪ふる国の運搬具】
梗概
第一章 雪橇曳きの沿革
(一)古代・中世
(二)近世・近代
(三)雪橇曳きの衰退
第二章 雪橋の構造
(一)文献に見る雪橇
(二)現存する雪橇の種類と構造:
(三)雪橇の製作
第三章 雪橇曳きの実際
(一)積み荷の材
(二)雪橇曳きの期間及び場所
(三)雪橇曳きの役割
(四)標立て
(五)朝の仕事始め
(六)雪掘り
(七)道作り
(八)荷積み
(九)曳き順
(一〇)曳き方
(一一)荷降ろしと検尺
(一二)曳き上げ
(一三)仕事じまい
(一四)雪橇曳き人
(一五)雪橇曳きの賃金
(一六)災害
第四章 雪橇曳きの暮らし
(一)服装
(二)食事
(三)山小屋の生活
(四)山人が祀る神
(五)タブー
【第二部 日本列島雪橇曳き聞き書き】
一 青森県上北郡十和田湖町(奥入瀬・淵瀬)
二 秋田県北秋田郡比内町(大谷)
三 秋田県大館市(粕田・繋沢・大明神)
四 福島県南会津郡南郷村(八久保沢・和泉田・東)
五 新潟県南魚沼郡塩沢町(長崎・仙石・清水・関)
六 長野県木曽郡開田村(平野)
七 岐阜県大野郡白川村(平瀬)
八 石川県石川郡白峰村(白峰I・II・III)
九 鳥取県八頭郡若桜町 (春米)、佐治村(古市)
雪橇きに関する各地の聞き書き資料の概要