1991年 A5変型判(ページ部分14.8×20.0) P443 函元パラ端少イタミ 本体元パラ僅イタミ 月報付
1991年 A5変型判(ページ部分14.8×20.0) P443 函元パラ端少イタミ 本体元パラ僅イタミ 月報付
監修:大岡信、武満徹、東野芳明、鶴岡善久、巌谷國士
“芸術の生涯をまる見えにすれば、芸術の神秘は解けるものだろうか。おそらく……謎は残る。”(帯文)
目次:
I 16の横顔
ボナールの晩年/ピエール・ロワと「だまし絵」/パウル・クレー/ベラールの死/モンドリアンの横顔/ブラックと東洋思想/ハンス・エルニ/ホアン・ミロの軌跡/フェルナン・レジェ/アメリカの画家 トビーとグレーヴズ/生きているピカソ/戦中戦後のピカソ/アンティーブのピカソ/ピカソの「戦争と平和」/青春ピカソ/ヘンリー・ムーアの彫刻/モビルの作者コルダー/イサム・ノグチの芸術/ジャン・アルプ
II 画家の沈黙の部分
クレーの怒り/クレーと版画/パウル・クレー論/ルドンの花など/ルドン断想/ルソーは生きている/ミロの芸術/ミロと詩画集/旅程 ホアン・ミロに/ITINERAIRE/画家の沈黙の部分 ジャン・フォートリエ/ジャン・デュビュッフェ/アンリ・ミショーの「ムーブマン」/アンリ・ミショー、詩人への私の近づき/アルプよ、あなたは 追悼/アルプの詩六篇/「夏の批評家」ほか ジャスパー・ジョーンズ/名づけられぬもの、空間/サム・フランシスへの手紙/A letter to Sam Francis/ユビュ図像学入門/ユビュの顔
III ピカソ、ブラックほか
三角の窓 最近のフランス画壇の展望とイタリヤの古典美術/ピカソと前衛派/ブラックの芸術 近代絵画の生理/ピカソの陶器/ブラックの芸術と人/ピカソの詩/マチスの礼拝堂 教会を飾る近代作家たち/ブラックと立体主義/ノグチと舞踊 オルフュースについて/クニヨシとノグチ/デュビュッフェの二重自画像/ヴァンス礼拝堂の計画について/ピカソとマチス/ピカソ芸術への案内/ピカソ展/ピカソの詩/ブラックと神話的形態/モンドリアンの芸術/内面的な詩の世界/ピカソのクロッキー/イサム・ノグチ展を見て/ブラック小論/ブラックと本/イサム・ノグチ論 ふしぎな芸術の旅行/ピカソ断想/ピエト・モンドリアン/国吉康雄遺作展を見て/ピカソとふくろうの物語/『現代絵画の四巨匠』序文/ピカソ 人間喜劇/ヴァン・ゴッホ/ルドンの復活/黒の中のオレンジ サム・フランシス展/博物誌の余白に ピカソ素描集をめぐって/絵画のABC フォートリエ展の感想/レニングラード・バレーから/風変わりな自然さ フォンタナ「自然・空間的概念」/バレーと画家たち/ピカソと日本と前衛絵画/『ファン・ゴッホ書簡全集』あとがき/ピカソの詩/ピカソの詩余談
解題(鶴岡善久)
初出一覧
月報:“真実の言語”の探求者(池田龍雄)/滝口さん、不死のあなたは、いま…(宮城輝夫)/滝口さんのまなざし(辻井喬)