1986年 14.4×22.2 P246 表紙および小口ヤケ、少汚れ
1986年 14.4×22.2 P246 表紙および小口ヤケ、少汚れ
目次:
【偽書渉猟11】貌が語ってくれること……(丹生谷貴志)
【耳目抄69】明快について(竹西寛子)
【詩】
都市の肖像(高柳誠)
秋の平安(城戸朱理)
【想像遍歴7】演劇の一場面 小栗判官伝説と「浅茅が宿」(小島信夫)
【えぶりしんぐ23】レイクorプレスの概要 学者ぶりたがるストーン・ブレイン氏の茫漠たる傍白(安野光雅)
特集:サルバドール・ダリ
【マニフェスト・エッセイ―ダリは主張する!】
愛(S・ダリ 訳:木下長宏)
神秘主義宣言(S・ダリ 訳:岡村多佳夫)/ダリとガウディ 「神秘主義宣言」解説(岡村多佳夫)
【〈天才〉=〈奇人〉ダリは何者か】
ダリの変身(佐藤朔)
解釈からの逃亡(蜷川幸雄)
徹底討論 ダリになろうとしたダリ―ヨーロッパの鬼子(東野芳明、巌谷國士)
【ダリとスペイン】
カダケスを望んで(有田忠郎)
スペインから見たダリ(大高保二郎)
ダリ、あるいは反蒙昧主義(クルヴェル 訳:星埜守之)
ブルトンとダリ(J・ピエール 訳:鈴木雅雄)
【ダリにおける〈イマージュ〉】
夢の重さ イメージの魔術(池田龍雄)
『大いなるオナニスト』、ダリ(大塚貞文)
「ウィリアム・テルの謎」(谷田博幸)
【ダリにおける〈言葉〉】
ダリ風味の あるいはダリ風味でない五つの連作(岩成達也)
ダリあるいは筒井康隆の自己内省の錬金術(関井光男)
転覆した諧謔 ダリ断想(鍵谷幸信)
【ダリにおける〈オブジェ〉】ルビーの心臓とガラスの時計 ダリのガラス彫刻(由水常雄)
【ダリと精神分析】
ダリの深層心理と創造性(徳田良仁)
ダリとラカンのパラノイアックな関係(P・シュミット 訳:丹生谷貴志)
【ダリと神秘思想】ダリにおける数字の神秘(岡村多佳夫)
【ダリとホログラフィ】ホログラフィへ、立体の嘱望(石井勢津子)
【ダリと二〇世紀芸術】ダリ論 その共時的考察(田中英道)
【世界劇場としてのバロック演劇】殉教した役者 『聖ジュネ正伝』のバロック性(藤井康生)
【ユーラシア世界の漂泊彷徨者たち 11】傀儡子と山窩とジプシーと(杉山二郎)
【もうひとりのわたし 23】蜜月(岸田今日子)
【対話批評 アール・ポエティック 10】季節と外界への感性(松浦寿輝、朝吹亮二)
【今月の作品】
【われ発見せり】詩とコンピュータ 「白楽電」の作り方(坂村健)