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ジャズ旋風 戦後草創期伝説 高橋一郎、佐々木守 三一書房

750円(税込)

1997年 四六判 P238 地に赤マジック点 帯少スレ カバー上端僅イタミ

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商品の説明

1997年 四六判 P238 地に赤マジック点 帯少スレ カバー上端僅イタミ

“戦後すぐにラジオから流れてきた進駐軍放送を聞いた時の驚きは忘れません。それまでは軍歌とか流行歌など暗い音楽しかなかったので、アメリカンポップス、ジャズ、ヒルビリー、ハワイアンなど明るくスイングする音楽を初めて聞いて、世の中にこんな音楽があるのかと毎日学校から飛んで帰ってラジオを聞くのが楽しみでした。そして『ブルースの誕生』という映画を見たのがキッカケでジャズにのめり込んで行ったんです。渡辺貞夫”(帯文)

“一郎さんと守さんは、テレビというメディアが多感な少年期から青年期にかけて暴れ回った、ぼくの尊敬する演出家と脚本家です。その御二人が、御自分達の大好きなジャズ(ビバップ)の系譜を、楽しく、かつ真摯にまとめて下さいました。日本のジャズシーンを代表する方々のジャズに対する愛情が、宝石の様にちりばめられた珠玉の一編です。ありがとう。 俳優 西田敏行”(帯裏紹介文)

目次:
渡辺貞夫 {ジャズとの出会い/進駐軍の前で演奏/高校時代の想い出/プロを目指して/さまざまな出会い/「富士屋ホテル」時代/練習の方法/クラブと『ハーレム』/アメリカに憧れて/守安祥太郎と秋吉敏子/「コージー・カルテット」に入る/『モカンボ』のジャムセッション/「コージー・カルテット」を引き継ぐ/ジョージ川口と「ビッグフォー+1」/アメリカへの留学/バークリー音楽院}

宮沢昭 {外山学校入学/軍隊教育と慰問旅行/終戦/再度上京、ミュージシャンに/バンド遍歴/『コンボ』に集まる/「フォー・サウンズ」での活動}

原信夫 {軍楽隊に憧れて/「乙種練習生」の訓練/連合艦隊司令部付きに/戦争の激化とともに/終戦、そして再出発/ジャズメンへの道/「EMクラブ」へ/キャンプをまわる/ビバップ初体験/「原信夫とシャープス&フラッツ」の“誕生”/ジャズ・コンサートへ出演/クラブへの出演/残響音の工夫/最初のコンサート}

秋吉敏子 {戦争の落し子/ピアノを始める/自分のスタイルを求めて/日本の伝統を生かすこと/アメリカに戻る/現在の活動/ロング・イエロー・ロード/対談「コージー・カルテット」の頃}


三木敏悟 {ジャズに目覚めて/修業時代/ヨーロッパで学ぶ/ビバップとは何か?/バンド結成/バークリーへ入学/ジョージ・ラッセルの音楽理論/マイルス・デイビスのヒント/帰国・アレンジャーへの道/ビバップを超えて/ミュージシャン・シップの確立}

TBSのジャズ番組(高橋一郎) {民間放送開始/「ラジオ東京」の発足/秋吉敏子〜戦後ジャズの幕開け/石原康行氏の証言/深夜のレコーディング/「日劇」ライブ放送/テープ保存のために/当時のテープ事情/NHKと対抗して/「ラジオ東京」の音楽番組/専属契約制/ラジオからテレビへ/『テレビ・ジャズメン・クラブ』/ある日の放送/番組中のハプニング/ドーメイさん/番組台本/証言}

ジャズを求めて戦後史を歩く(佐々木守) {それぞれの八月一五日/「RAA」の設立/政府が三千万円の出資/ぼくの八月一五日/日本にとってのアメリカ/WVTR放送開始/新時代のジャズバンド/戦前のジャズ/ビバップ誕生/「アメリカ兵にはジャズと女」/米紙特派員の証言/トラックでピックアップ/新しい「文化」とともに/「RAA」の閉鎖/ぼくにとってのジャズ/参考文献}

その他の詳細情報

販売価格 750円(税込)