ドラキュラ伝説 吸血鬼のふるさとをたずねて レイモンド・Ｔ・マクナリー、ラドゥ・フロレスク 角川選書
750円(税込)
昭和58年6版 四六判 ソフトカバー P325 カバー少汚れ、端少イタミ 小口ヤケ、少イタミ、少シミ汚れ
商品の説明
昭和58年6版 四六判 ソフトカバー P325 カバー少汚れ、端少イタミ 小口ヤケ、少イタミ、少シミ汚れ
“恐怖の「吸血鬼ドラキュラ」 史実か伝説か―その実像をさぐる注目の異色レポート
一九世紀末、ブラム・ストーカーの小説『ドラキュラ』が出版されるや、たちまちにして悪夢の戦慄のうちに全世界を震撼させた。以来、映画・演劇の中でさまざまに形・姿を変えつつ、あの吸血鬼ドラキュラは、いまなお世界を跳梁跋扈しつづけている。
本書の二人の歴史学者は、ドラキュラの故地トランシルヴァニア・アルプスの奥深い山中で、ついに真正のドラキュラ城を発見する。……血で血を洗う凄惨な戦乱、その歴史の中に意外なドラキュラ像が浮かび上がってくる。”（カバー紹介文）
目次：
第一章 ドラキュラ登場―小説、歴史、民話
第二章 ブラム・ストーカーとドラキュラ探索行
第三章 歴史上のドラキュラ一四三〇／三一年〜六二年
トランシルヴァニアの暴君
ワラキアの君主
反トルコ十字軍
第四章 ドラキュラ城
第五章 十五世紀のドラキュラ恐怖物語
第六章 歴史上のドラキュラ一四六二年〜七六年
王国幽囚
玉座に返り咲いて
尋常でない屍体
小島の墓
第七章 吸血鬼伝説
フォークロアの世界
新大陸の蝙蝠
流血の伯爵夫人
第八章 ブラム・ストーカーと小説および映画に見る吸血鬼像
第九章 墓の彼方
補遺一 ドイツ語の物語
補遺二 ロシア語の物語
補遺三 ルーマニア語の物語
参考文献
訳者あとがき
