1997年 四六判 P313 カバーヤケ大
1997年 四六判 P313 カバーヤケ大
“「帰っていくおうちがない。生きていても死んでいても、誰も気にかけやしない」
男・女・音楽・酒・ドラッグ。酔ったふりして斬り捨て御免の痛快エッセイ集。初の単行本化(三篇を除く)。”(帯文)
目次:
どぎつい男が好き!
{私の性的自叙伝/あまいお話/世の中、右も左も、オカマだらけじゃございんせんか/花咲く丘に涙して/「気持ちがいいかわるいか」考える必要はないのだ/ああ、結婚!/どぎつい男が好き!/もてる男の条件 鈴木いづみのミーハー通信}
だめになっちゃう
{だめになっちゃう! 八月十五日の日記/「他人」の幻影 あるいは幸福論 ―マリイは待っている/徹底的に自分にこだわって、考えのふくらみを追求 一人遊び/一日は長い、だけど/喪失感の中で/ああッ!/変態だらけ}
踊り狂いて死にゆかん
{鈴木いづみの『あきれたグニャチン・ポルノ旅行』記 ―悲鳴!したたる血 どんなファックが行われたのか?/演劇は時代を救えるか? ナンシーより愛をこめて/いづみの三文旅行記 ―アムステルダムより愛をこめて―/踊り狂いて死にゆかん/オノ・ヨーコとキャロル ―憂鬱な時代のへたなサブ・カルチャー―}
恋愛講座
{1 Love letterを書く つけ文が最高/2 男と暮らす法 恋がおわってから/3 男と別れる法 愛しながらの別れなんてインチキです}
いづみの甦る勤労感謝感激
{1 ホモにも異常者はいる!/2 色情狂になってもいいのは美人だけ}
普通小説
{1 苦力《クーリー》の娘/2 実録・仁義なき未亡人/3 よろしく哀愁/4 夢みるシャンソン人形/5 うちへおいでよ、あたしのおうちへ/6 「哀愁の袋小路」なのよ。}
死ぬと決める(青山由来)