昭和51年2刷 四六判 P411 帯およびカバーヤケ大 カバー端少イタミ、背シミ汚れ 小口ヤケ、時代シミ
昭和51年2刷 四六判 P411 帯およびカバーヤケ大 カバー端少イタミ、背シミ汚れ 小口ヤケ、時代シミ
“角川源義遺稿集
戦後出版界の風雲児が、折口信夫との宿命的出逢いから古代への限りない憧憬を抱き、愛と風狂の果てに夭折した今、現代の語部によって書き継がれた時代の鎮魂の書が誕生した。”(帯文)
目次:
わが師わが友
{折口信夫―・出石の家 ・鎮魂歌 ・折口信夫の対話/柳田国男―和泉式部の話/金田一京助―大きな掌の中で/獅子文六―文六さんとヤマブシ/寺田寅彦―ある刃傷事件/武者小路実篤―愛と死の発想/井伏鱒二―駅前タクシー/井上靖―星と祭/池田彌三郎―わたしのいるわたし/伊波普猷―おもろさうしの島/西東三鬼―私の持薬/石田波響―褻の文学/富安風生―花の証拠/石川桂郎―俳諧の花/エズラ・パウンド―豆名月/わが師わが友―灰色の季節}
古代思慕
{私の民話論/村の語部・国の語部/まぼろしの豪族 ・和邇のふるさと ・同范鑑配布者の道 ・あづまの国/争乱記の影像}
弔辞(松本清張)
父へ(角川春樹)